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    グーグル、かこって検索にAIモード追加 生成AIで画像や地図に対応

    2025年7月9日、米グーグルは「かこって検索(Circle to Search)」に生成AIを活用した「AIモード」の機能を追加すると発表した。画面上の対象を指で囲むだけで検索できる既存機能に、文脈理解や画像認識などを組み合わせた高度な推論機能を加える。米国とインドで先行展開される。

    目次

    指で囲んでAIが答える 画像・地図・質問に対応

    グーグルは「かこって検索」に生成AIベースの「AIモード」を追加することで、検索機能の高度化を図る。これにより、ユーザーはスマートフォンの画面上で対象を囲んだりタップしたりするだけで画像・マップ・テキスト情報を統合した回答を得られるようになる。

    検索結果に「AI概要」が表示されるほか、「AIモードでさらに深く掘り下げる」オプションをタップすることで、関連するフォローアップ質問や関連コンテンツへのアクセスが可能となる。

    この機能は、Android端末で2024年に導入された「かこって検索」対応機種で利用できる。操作はホームボタンまたはナビゲーションバーを長押しすることで起動し、対象を丸で囲んだりジェスチャー操作を行うだけで完結する。

    また、Googleアプリ(Android/iOS)に搭載された「レンズ」機能からもAIモードが利用可能となる。
    さらに、「かこって検索」はモバイルゲーム中にも利用でき、新キャラクターの識別や攻略法の検索など、ゲームを中断することなく情報取得が可能となる。いずれもAIによる概要表示で補完される構成となっている。

    利便性と精度向上の一方、誤情報や過信への懸念も

    AIモードの導入により、従来のテキスト中心の検索から、マルチモーダル(※)の情報処理へと進化が進む。特に、複雑な質問や比較・検討が必要な場面で、AIによる要約や推論が有効に働くと期待される。
    地図検索・製品レビュー・画像解析が組み合わさることで、日常生活やビジネスにおける検索体験の効率が飛躍的に高まる可能性がある。

    一方で、生成AIが誤った情報や誤解を招く説明を提示するリスクは依然として残る。グーグルは、AIによる出力には「AIの概要」ラベルを付け、ユーザーが通常の検索結果との違いを明確に把握できるよう配慮しているが、過信による誤認や誤用の懸念は拭いきれない。

    また、AIによる検索結果が常に正確かつ公平とは限らず、利用者のプライバシーへの影響や説明責任の所在といった課題も残されている。
    今後の展開としては、対応地域や端末の拡大だけでなく、信頼性・説明可能性の強化といった倫理的・制度的整備が求められるだろう。

    ※マルチモーダル:複数の情報形式(例:画像・音声・テキスト)を統合して処理するAI技術。文脈理解や推論の高度化に活用されている。

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