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    トランプミームコイン、トロン対応発表 約5.2億ドル相当アンロック予定も

    2025年7月7日、トランプ一族が関与するとされる公式ミームコイン「TRUMP」が、トロンネットワークへの展開を発表した。市場への影響が注目される。

    目次

    TRUMPがトロンに対応、USD1と取引開始

    ソラナチェーン上で今年1月18日にローンチされたミームコイン「TRUMP」は、トロンネットワークへのマルチチェーン展開を7月7日に発表した。
    これにより、同トークンはステーブルコイン(※1)「USD1」との取引ペアをsun.ioで開始した。

    USD1は、トランプファミリーの関与が報じられているブロックチェーンプロジェクト「World Liberty Financial(WLFI)」が発行するステーブルコインで、2025年3月25日に正式発表された。
    米国短期国債や米ドル建て預金などに100%裏付けられており、トロン、イーサリアム、バイナンス・スマートチェーンの3チェーンで発行されている。

    TRUMPは総供給量10億トークンで、現在の流通時価総額は約17億ドル。価格は1トークンあたり8.5ドル前後で推移している。
    また、TRUMPトークンは7月18日に約5億2000万ドル相当のアンロックが予定されている。これは現在の流通供給量を約20%押し上げる規模である。
    TRUMPの完全希薄化後評価額(FDV)(※2)は85億ドルとされるが、アンロックによって新たに放出されるトークンが売却に転じた場合、市場は大きく左右される見込みだ。

    ※1 ステーブルコイン:価格変動を抑えるために法定通貨や資産に裏付けられた暗号資産。USDTやUSDCなどが代表的。

     ※2 完全希薄化後評価額(FDV):すべての発行予定トークンが市場に出回ったと仮定した際の理論的時価総額。

    「話題」と「実需」が交錯するTRUMPの展望

    今後、TRUMPミームコインの展開は「拡大」と「揺れ戻し」の両面を見せると予想できる。

    マルチチェーン展開によって、アクセス可能なユーザー数は確実に増えるだろう。これにより、短期的には流動性と時価総額は上昇すると思われる。
    しかし、7月のアンロック後の市場反応次第では、一時的な信認の崩れが発生する可能性は否定できない。投機的な売買が加速すれば、価格の乱高下は避けられないだろう。

    政治的な文脈に接続されたトークンである点から、今後の米国大統領選に絡めた話題性も増すと考えられる。仮にトランプ陣営が再び政治的影響力を強めるなら、TRUMPコインの社会的注目度も連動して高まる可能性がある。
    一方で、政治と仮想通貨の接合は、その不安定性ゆえに規制当局の監視対象になりやすく、急な運用制限が課されるリスクも抱えている。

    話題と実需の二面性を持つ特殊なトークンである「TRUMP」に、今後も注目したい。

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