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    メルセデスベンツ新型「CLA」にセレンスの会話型AI搭載 第4世代MBUXと新OSで初採用

    2025年6月26日、会話型AI技術を手がける米セレンス(Cerence)は、メルセデスベンツが発表した新型「CLA」のEVモデルに、自社の生成AI技術が初めて採用されたと明らかにした。
    第4世代「MBUX」および新OS「MB.OS」に組み込まれ、直感的な音声体験を実現する。

    目次

    メルセデス新型EVに第4世代MBUXとAIアバター搭載

    セレンスは、メルセデスベンツの新型「CLA」EVモデルに、自社の会話型AI技術が搭載されたことを発表した。
    これは、第4世代MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)における新機能の一環として組み込まれたもので、同社の音声認識や自然言語理解、ニューラルTTS(音声合成)といったコア技術が中核をなしている。

    MBUXの新バージョンは、セレンスのエージェント型アーキテクチャを採用し、25言語に対応。音声強調やクラウドベースのニューラル音声認識によって、ドライバーとの自然かつ共感的なやり取りを実現する。

    さらに、新しい「生きているアバター」機能も注目される。メルセデスベンツのシンボルであるスターをモチーフにしたこのアバターは、感情的なトーンやジェスチャーを交えながらユーザーと対話し、運転体験に没入感をもたらす。

    今回の技術統合は、メルセデスベンツが掲げる次世代ユーザー体験の第一歩であり、新OS「MB.OS」の初搭載車でもある。

    車内体験の進化が加速 セレンスAIで共感型インターフェースへ

    セレンスの技術によるMBUXの進化は、自動車内のユーザー体験を質的に変える可能性がある。
    従来の単なる命令応答型インターフェースではなく、音のトーンや文脈に応じて反応を変える「共感型インターフェース」が実現された点が大きい。

    ユーザーが怒っているのか、疲れているのかといった感情に応じて、車内AIが柔らかい声で対応する。こうした共感的応答は、ストレスの少ないドライビング体験を提供し、運転者との信頼関係を築く要素ともなりうる。

    一方で、音声による高度なやり取りが常に正確に動作するかという課題も残る。
    特にノイズ環境や多言語対応における誤認識など、現場レベルでの最適化が今後の課題となるだろう。

    セレンスはすでに世界で5億台以上の車両に技術を提供しており、自動車業界での信頼性は高い。
    今回のMBUXへの導入により、他の自動車メーカーにも影響が及ぶ可能性があり、車載AIの新たなスタンダードとして注目を集めそうだ。

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