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    グーグルがGeminiにPDF要約機能を実装 ドライブに保存された文書理解から次の行動提案まで自動化

    現地時間2025年6月12日、米GoogleはAI「Gemini」に新機能を追加し、Googleドライブ上のPDFファイルに要約カードを自動表示する機能を発表した。
    内容理解に加え、次のアクション提案まで一括で支援することで、業務効率化が期待できる。

    目次

    GeminiがPDF要約と行動提案を一括支援

    Googleは、Googleドライブに保存されたPDFファイルを対象に、AI「Gemini」による自動要約カードの提供を開始した。
    PDFをダブルクリックして開くだけで、文書内容の要約と、それに基づいた次の行動提案が自動的に表示される。

    従来、PDFの要約にはユーザー自身の操作が必要であり、要約の取得にとどまっていた。
    今回の新機能では、提案書のドラフト作成や、履歴書に基づいた面接質問の作成など、実務に直結するアクションまで提示される。
    ユーザーがアクションを選ぶと、Geminiがサイドパネルで詳細な支援を行う仕組みである。

    Googleはこの機能について、「ファイルの重要なポイントを簡潔に伝えることで、作業時間の短縮につながる」また、「関連性の高いクリック可能なアクションを提示することで、Geminiをすぐに活用できるよう支援する」と説明している。

    同機能はすでに20言語に対応しており、グローバル展開を意識した設計となっている。
    また、ユーザーインターフェースも刷新され、従来のような別タブでの表示ではなく、PDFファイルがオーバーレイ形式でプレビュー表示されるようになった。
    これにより、作業中の画面遷移が減少し、集中を妨げる要因が減る見込みだ。

    ただ、このサービスを利用できるユーザーは、Google Workspace:Business StandardおよびPlus、Enterprise StandardおよびPlusなどの有料Workspaceユーザーか、Gemini EducationまたはGemini Education Premiumアドオンを持つユーザーなど、課金ユーザーに限られる。
    無料ユーザーは使用できないので、注意が必要だ。

    新機能による効果

    GeminiによるPDF要約カードの導入は、ビジネスにおける情報処理の効率化に効果をもたらすと考えられる。
    特に、日常業務で頻繁に利用される契約書、議事録、提案書などのPDF資料において、内容把握から対応策の立案までをAIが即座に支援することで、時間と労力の削減が期待できる。

    一方で、AIによる要約の精度や、提案アクションの妥当性については、ユーザー側の確認と判断が依然として求められる。
    機密性の高い文書や専門性の高い内容に対する処理では、過信せず人間のレビューを前提とする運用が重要となるだろう。

    AIを活用した業務支援は今後も拡大が予想されるが、その導入は効率と信頼性の両立を前提に慎重に進めるべきである。
    Geminiの新機能は、そのバランスを模索する先行事例と位置づけられる。

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