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グーグル、写真検索AI「Ask Photos」の展開を一時停止 精度・速度に課題

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2025年6月3日、米Googleは、AI搭載の写真検索機能「Ask Photos」の一般展開を一時停止したと明らかにした。
精度や応答速度の問題が発覚したことによる措置で、少なくとも2週間は提供を見送る方針だ。

目次

写真検索AI「Ask Photos」、バグ修正のため提供を中断

Googleは、「Googleフォト」アプリ内でAIに写真を自然言語で検索できる新機能「Ask Photos」の展開を一時中止した。
2024年10月から段階的な提供を進めていたが、正式リリース前に応答精度やUX(ユーザー体験)の面で複数の問題が確認されたため、展開を見直すことになった。

この機能では、ユーザーが「去年の京都旅行で食べたラーメンの写真を見せて」などと尋ねると、該当する画像を提示する仕組みになっている。Googleの生成AI「Gemini」が質問内容を解釈し、画像を検索・提示するという構造だ。

しかし、特定フォルダ内の写真を見逃す、意図と異なる画像を表示する、応答速度が極端に遅くなるといった不具合が頻発。こうした状況を受け、Google PhotosのプロダクトマネージャーであるJamie Aspinall氏は「Ask Photosは現在、応答速度や精度、UXの面で理想的な状態には達していない」とX上でコメントしている。

同社は約2週間後を目途に、従来の検索機能と同等の速度と安定性を備えたアップデート版の再開を目指しているが、具体的な改良内容や再開時期については明言していない。

AI製品の信頼性問われる中、慎重な再展開が求められる

「Ask Photos」の展開停止は、GoogleのAI製品に対する信頼性の課題を浮き彫りにした。
同社のAI関連では、検索結果に生成AIを活用する「AI Overviews」でも、誤情報や非現実的な提案が問題となったばかりだ。

写真検索における自然言語処理は、ユーザーの意図を正確に汲み取ることが求められるが、曖昧な表現や時間・場所に基づく質問への対応は依然として技術的ハードルが高い。
加えて、画像メタデータの不備やクラウド上の保存仕様が処理を複雑化させている可能性もある。

一方、音声アシスタントや写真アプリの統合という方向性は、Googleが掲げる「AIファースト」戦略において重要な柱とされる。Ask Photosの改善が進めば、ユーザーの利便性を大きく向上させる潜在力がある。

とはいえ、AIによる“誤解”がユーザーの体験を損ねる状況が続けば、信頼回復には時間がかかるだろう。
Googleとしては、開発速度よりも品質を優先し、段階的かつ慎重な再展開が求められる局面にあると言える。

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