ENS (イーサリアム・ネーム・サービス)
ENS(Ethereum Name Service)とは、イーサリアム上のアドレスを分かりやすい名前で登録できるサービスです。
2017年にイーサリアムの利便性を改善するためにローンチされました。
ENSがなかった頃は、ユーザー間でトークンを送信する際に文字列であるイーサリアムアドレスを共有する必要がありました。
イーサリアムアドレスは長くて複雑なことから、入力を間違えてしまい、送信したトークンが失われるケースが頻繁に発生しました。
ENSでイーサリアムアドレスを「PlusWeb3.eth」のように分かりやすい名前で登録することにより、ユーザー同士の取引が簡単になります。
エコシステムが拡大する上で、ユーザーエクスペリエンスの向上は欠かせないので、ENSはイーサリアムの重要なコンポーネントになる可能性があると言われています。
NFTドメイン
ENSのようなサービスはイーサリアムだけではなく、他のチェーンでも展開されています。
それらドメインサービスの総称を「NFTドメイン」と呼びます。
NFTドメインの最大の特徴は、ドメインを所有できることです。
Web2時代では、ドメインはレンタルするものとされていましたが、Web3時代ではドメインをNFTとして所有することができます。
これにより、NFTドメインの売買が発生するなど、Web3ならではの文化が生まれました。