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    沖縄・国頭村、NTTのAIバス導入 観光向け配車サービスを実証開始

    2025年5月27日、沖縄県国頭村は、AI技術を活用したオンデマンド型の配車バス「くにがみAIバス」の実証運行を6月1日から開始すると発表した。28日には、道の駅ゆいゆい国頭で関係者向けにお披露目式が開かれた。
    観光客の利便性を高める狙いで、NTTコミュニケーションズのAIを活用し、ルート最適化を図る。

    目次

    アプリ・電話で配車可能 AIが運行ルートを最適化

    国頭村が導入する「くにがみAIバス」は、スマートフォンのLINEやWebアプリ、電話を通じて乗車を予約できるシステムである。
    予約情報をもとにAIが乗降場所の順序や運行ルートを自動的に計算し、効率的な走行を実現する。

    運行区間には、村内19カ所の乗降ポイントが設けられており、需要に応じて今後増設も検討される。
    バスの定員は12人で、午前9時半から午後6時まで運行する。火曜・水曜は運休。運賃は無料となっており、地域住民と観光客双方の利用が想定されている。

    本事業には、新報トラストが運行事業者として関わり、AI機能はNTTコミュニケーションズが提供。
    現在1日4便ある周遊バスのうち2便を削減し、その代替としてAIバスを投入する。
    お披露目式では、知花靖村長が「国頭村の観光振興と観光客の利便性の向上が図れる」と述べた。

    AIバスに期待と懸念 観光振興と地域交通の両立へ

    今回の取り組みは、過疎地域における持続可能な交通手段の新たなモデルとして注目される。
    とりわけ観光客にとっては、自由度の高い移動が可能になることで、滞在時間の延長や回遊先の拡大が見込まれる。これにより、地域経済への波及効果も期待される。

    一方で、実証運行の期間は2025年12月14日までに限られており、継続的な運用にはコストや人員の確保が課題となるだろう。
    特にAI配車システムの運用管理には一定の技術知識が必要であり、地域内での運用体制の構築が求められる。

    また、住民の高齢化を背景に、アプリ予約への対応が困難なケースも想定されるため、電話予約など多様なチャネルの維持が重要になる可能性が高い。
    今後の検証結果をもとに、本格導入の可否や運用モデルの最適化が問われる段階に入ると考えられる。

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