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    マウントゴックス、再び大規模ビットコイン(9億ドル相当)の送金を実施

    2025年3月11日、かつて世界最大のビットコイン取引所だったマウントゴックスが、再び大規模なビットコイン送金を行った。11,833 BTC(約9億ドル相当)が移動され、市場に影響を与えた。

    目次

    マウントゴックス、11,833 BTCを移動 市場に大きな影響

    2025年3月11日、マウントゴックスが11,833 BTC(約9億ドル相当)の送金を実施した。
    11,501 BTCが新たなウォレットに、332 BTCがウォームウォレット(※1)に移動された。この送金は3月6日に行われた12,000 BTCの送金に続くもので、債権者への返済を目的としているとみられる。

    今回の送金に伴い、ビットコインの価格は30分間で2.4%下落し、7万6784ドルに達した。
    その後、価格は7万9275ドルまで回復したものの、市場には不安定な空気が漂っている。

    投資家には冷静な対応が求められている。
    アーサー・ヘイズ氏は「ビットコイン価格は7万ドル付近で底を打つ可能性が高い」と指摘し、過度な売買を控えるよう助言している。

    ※1 ウォームウォレット:外部ネットワークに接続されており、取引に使用されることが多い仮想通貨ウォレットのこと。

    マウントゴックスの現状と返済ペースが市場に与える影響

    マウントゴックスは2014年にハッキング被害に遭い、約85万BTCを失ったことで経営破綻に追い込まれた。
    現在、同取引所のメインウォレット(※2)には24,411 BTC(約19.4億ドル相当)が残されている。これは、債権者への返済資金として管理されているとみられる。

    同取引所は、債権者への完全な返済期限を2025年10月31日まで延長した。
    この背景には、ビットコイン価格の不安定さや、返済の進行状況が影響している可能性がある。返済が進めば市場への売り圧力が増し、価格の下落要因になるとの懸念もあるが、返済スケジュールが順調に進めば市場への影響は限定的になるだろう。

    市場が注目しているのは、マウントゴックスが返済に充てるBTCの売却ペースである。
    もし市場に負担をかけない形で段階的に売却が行われれば、価格への悪影響は限定的となるだろう。
    一方で、大量の売却が一度に行われれば、市場は大きく動揺し、価格下落が引き起こされるかもしれない。

    返済が順調に進み、マウントゴックス問題が市場から消化されれば、ビットコイン市場は一段と成熟し、安定性を増す可能性が高い。その過程で、投資家心理の安定や制度整備が進めば、長期的には価格上昇への道筋が見えてくるだろう。

    ※2 メインウォレット:取引所や企業が保有する主要なウォレットのこと。一般的に、大量の資産が保管されている。

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