マイクロストラテジーが「ストラテジー」に改名 新ロゴに「₿」を採用しビットコイン戦略を強調

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米国のビジネスインテリジェンス企業マイクロストラテジーは2025年2月5日、社名を「ストラテジー(Strategy)」へ変更した。新たなロゴにはビットコインの象徴である「₿」が取り入れられ、ブランドカラーもオレンジ色に刷新された。
同社は近年、ビットコインを財務戦略の中心に据えており、今回の改名はその方針を明確にする動きといえる。

目次

社名変更の背景とビットコイン戦略の深化

マイクロストラテジーは1989年に設立され、もともとはビジネスインテリジェンス(BI)分野のソフトウェア開発を主軸に事業を展開していた。しかし、2020年以降、ビットコインを財務戦略の中心に据え、大規模なBTC保有へと舵を切った。2025年2月時点で同社は約471,107BTC(約46億ドル相当)を保有しており、これは企業として世界最大のビットコイン保有量となっている。

今回の社名変更は、こうしたビットコイン戦略の強化を象徴するものだ。
エグゼクティブ・チェアマンのマイケル・セイラー氏は、ビットコインを「インフレヘッジ」として位置づけ、長期的な価値の保存手段としての有用性を強調してきた。社名を「ストラテジー」に変更することで、同社の事業の本質がソフトウェア開発からビットコイン投資・財務戦略へと完全に移行したことを明確にする意図がある。

また、新ロゴの「₿」とオレンジ色は、ビットコインへの強いコミットメントを示している。この視覚的な変更により、投資家や市場関係者に対してビットコイン主導の戦略がより分かりやすく伝わることになるだろう。

市場の反応と今後の展望

マイクロストラテジーのビットコイン戦略は、これまで同社の株価にも大きな影響を与えてきた。
同社の株価はビットコイン価格と連動する傾向があり、今回のリブランディングが市場にどのように評価されるか注目されている。社名変更の発表後、株式市場ではビットコイン関連企業としてのブランド強化が期待され、投資家の関心が高まる可能性がある。

また、マイクロストラテジーの戦略は、他の企業にも影響を与えると考えられる。すでに一部の企業はビットコインを財務戦略に取り入れる動きを見せており、今回の社名変更はその流れを加速させる要因となるかもしれない。

さらに、同社は2024年に「21/21プラン」と呼ばれる計画を発表し、今後3年間で420億ドルを調達しビットコインの購入を進める計画を明らかにしている。資金調達手法としては転換社債や優先株式の発行が検討されており、今後もビットコイン戦略を拡大していく方針だ。
この動きがどのように進展するか、今後も注視する必要がある。

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