ブロック、AIエージェント「グース」をオープンソース化 フィンテック業界に新たな風

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2024年1月28日、米フィンテック企業ブロック(Block)は、AIエージェント「グース(Goose)」をオープンソース化した。グースはエンジニアのコーディング支援を目的としたAIであり、すでに社内で活用されてきた。
オープンソース化の狙いは、技術の共有を促進し、業界全体のイノベーションを加速させることにある。フィンテック業界におけるAI活用が進む中、ブロックの決断は大きな注目を集めている。

目次

グースの機能と開発背景 競争激化の中で生まれたAIエージェント

グースは、コーディング支援に特化したAIエージェントである。開発の目的は、エンジニアの業務を効率化し、作業時間を削減することにある。

たとえば、異なるプログラミング言語間でのコード変換を短時間で実行し、エラーの特定や修正も行う。実際に、30分でコード変換の約70%を完了させることが可能とされており、エンジニアの業務時間の約20%削減に貢献している。

グースの開発は2023年初頭に始まり、約9ヶ月をかけて完成した。チームは12名のAIおよび機械学習の専門家、ソフトウェアエンジニア、デザイナーで構成されており、アマゾンが支援するAIスタートアップのアンソロピック(Anthropic)と連携しながら開発が進められた。

特筆すべきは、グースが他社の大規模言語モデル(LLM)とも連携できる点だ。これにより、企業ごとに異なる技術スタックの中でも柔軟に活用できる可能性がある。

※大規模言語モデル(LLM):膨大なデータを基に学習し、自然言語を理解・生成するAIモデル。代表例としてGPTやClaudeなどがある。

オープンソース化の意義と今後の展望

ブロックはグースのオープンソース化を通じて、技術の共有を促進し、AIの開発競争を加速させる狙いがある。これにより、競合企業を含む多くのエンジニアがグースを利用・改良できるようになり、業界全体の技術革新が期待される。

ブロックのデータ&AIエンジニアリング担当バイスプレジデントであるジャッキー・ブロサマーは、「オープンソース化はリスクも伴うが、経済的エンパワーメントという企業の使命に沿った決断だ」と述べている。

実際、グースの導入により、ブロックでは業務の生産性が向上中だ。人員削減にはつながらないものの、労働力を30%以上強化できる可能性があるとされている。加えて、エンジニア以外の従業員もグースに関心を示しており、業務改善の幅が広がる兆しも見られている。

フィンテック業界では、AI技術の活用が加速している。ブロックのグースが新たな標準を築くのか、それとも他社がこれに対抗するのか。今後の展開が注目される。

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