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OpenAI、元Apple幹部ジョニー・アイブ氏の企業を65億ドルで買収 生成AIデバイス開発に本格着手か

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2025年5月21日、米OpenAIは、Appleの元チーフデザインオフィサーであるジョニー・アイブ氏の設立企業「io Products(以下 io)」を、全額株式交換による合併で買収したと発表した。今後、両社はAIデバイス開発を中心に連携を深める構えとみられる。

目次

OpenAI、65億ドルでテック企業ioを買収

米OpenAIは、ジョニー・アイブ氏が昨年設立したテック企業ioを買収し、「より緊密な協働のため合併する」と発表。
The New York Timesによれば、全額株式交換(※)による取引額は約65億ドルにのぼり、これはOpenAIにとって過去最大規模の買収となる。

アイブ氏は1990年代からAppleのプロダクトデザインを主導し、iMacやiPhoneなど数々の名機を手がけた人物である。
現在は独立デザイン会社LoveFromを率いており、今回の合併後も同社には留まるが、OpenAIは「ジョニーとLoveFromが、OpenAIとioの両社でデザインとクリエイティブの方向性を担う」としている。

サム・アルトマンCEOとアイブ氏は、すでに2023年時点で、生成AIと自然に対話できるデバイスの構想を協議していると報じられていた。
ioの設立自体も「友情と共通の価値観から生まれた協業の結実」と位置づけられている。

また、アルトマン氏はYouTube動画内で、「最近、アイブ氏が設計したプロトタイプのAIデバイスを手にした」ことも明らかにしており、同氏は「これまで見た中で最もクールなテクノロジー」と評価。製品化に向けた動きが進んでいることを示唆している。

生成AI端末市場に新機軸 革新の一方でリスクも

今回の買収により、OpenAIはハードウェア開発への本格参入を加速させるとみられる。

AI技術を組み込んだ専用デバイスは、スマートフォンとは異なるユーザー体験を提供する可能性があり、業界全体に新たな潮流をもたらすことが期待される。
AppleのDNAを継承するアイブ氏の美学が反映されれば、直感的で洗練された製品の登場もあり得るだろう。

一方で、ハードウェア事業には開発・量産・販売といった異なるリスクが伴う。
OpenAIはソフトウェアを中心とした企業体制であるため、製品化の過程でパートナー企業の選定やサプライチェーンの構築が課題になる可能性もある。

しかし、OpenAIは2024年にMetaでARメガネの開発を担っていたケイトリン・カリノフスキー氏を引き抜いており、立ち上げたチーム体制には高度な専門性が備わってきていると考えられる。
今後のプロダクトの発表が、AppleやGoogleの次世代端末戦略にも影響を与える可能性は高いだろう。

株式交換:現金ではなく株式を対価として企業を買収・合併する手法。買収企業の株式を対象企業の株主に割り当てる形をとる。

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