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楽天ビューティ、AIエージェントでサロン検索は「相談型」へ進化

PlusWeb3 編集部
PlusWeb3 編集部 Web3・AI専門メディア

2025年12月24日、楽天グループは国内向けに、サロン予約サービス「楽天ビューティ」でAIエージェントのβ版提供を開始した。会話形式で最適なサロンを提案する仕組みを導入し、検索体験そのものの刷新を図る。

楽天ビューティ、AIエージェントβ版を提供開始

楽天が発表した「楽天ビューティエージェントβ版」は、掲載サロンの基本情報やメニュー、スタッフ情報、口コミ、予約の空き状況といったデータを横断的に活用し、ユーザーの要望に応じたサロン選びを支援するAIエージェント(※)である。

スマートフォン向けページから誰でも無料で利用でき、自然言語による入力に対応する点が特徴となる。

ユーザーは「カットとカラーを同時にしたい」「駅近で夜遅くまで営業している」といった条件を会話形式で入力でき、AIが文脈を理解したうえで複数の候補を提示する。比較一覧や地図表示、予約画面への遷移までが一画面で完結し、探索から予約までの導線を簡素化した。

さらに、入力時にはサーチサジェスト機能も表示され、AIツールに不慣れな利用者でも迷いにくい設計となっている。楽天は今後、ユーザーやサロンからのフィードバックを踏まえ、機能改善を進める方針だ。

※注釈
AIエージェント:利用者の目的を理解し、対話を通じて情報探索や意思決定を支援するAI。

利便性向上の裏で問われる推薦の透明性

本機能の大きなメリットの一つは、選択肢が多すぎることで生じてきた「探し疲れ」を緩和する可能性にある。
条件入力や口コミ精査に時間を割かずとも、自身の意図に近い候補を短時間で把握できるようになれば、予約までの心理的ハードルは下がると考えられる。

サロン側にとっても、AIを介した新たな検索導線は、発見性向上につながる余地がある。立地や価格だけでは捉えきれなかった強みがユーザーのニーズと結び付くことで、結果としてミスマッチの少ない集客につながる可能性もあるだろう。
一方で、AIがどのような基準で推薦を行っているのかという透明性は、今後も注視すべき論点となる。

一般論として、推薦ロジックが利用者にとって不透明な場合、特定店舗への偏りや納得感の低下を招くリスクが指摘されてきた。
楽天が掲げる「AI-nization(※)」の下で同様のエージェントが他サービスへ展開されれば、楽天エコシステム(※)全体でAIに判断を委ねる場面は増えていく。その信頼性をいかに確保するかが、中長期的な評価を左右する要素の一つになると見られる。

※注釈
AI-nization:楽天が掲げる、事業全体をAI前提で再構築する取り組み。
楽天エコシステム:EC、金融、通信などを横断して連携する楽天の経済圏。

ニュースリリース

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