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GoogleがAndroid XRロードマップ公開 Galaxy XR新機能とAIグラス2種を披露

PlusWeb3 編集部
PlusWeb3 編集部 Web3・AI専門メディア

2025年12月8日、米Googleはイベント「The Android Show: XR Edition」でAndroid XRの最新ロードマップを発表した。
Galaxy XR向け新機能に加え、2種類のAIグラスやXREALと連携した新型XRデバイスを初公開し、次世代空間体験の方向性を示した。

Google、AIグラス2種とXR拡張機能を正式発表

GoogleはAndroid XRの進捗として、Galaxy XRヘッドセット向けアップデートと新デバイス群を公開した。
まずGalaxy XRには、Windows PC画面を空間上に呼び出せる「PC Connect」がβ版として提供され、作業領域を拡張できるようになると説明した。
移動中でも視界を安定させる「トラベルモード」も追加され、航空機内での映画視聴やマルチタスクが容易になるという。

さらに、ビデオ通話時にリアルタイムで表情を反映するデジタルアバター「Likeness(※)」を導入し、ヘッドセット利用中でも自然なコミュニケーションを可能にした。
これらの機能は、空間体験を日常業務や移動時にまで広げる狙いがあるとされる。

デバイス面では、同社とSamsung、Gentle Monsterなどが共同開発する「AIグラス」が初披露された。
音声中心のスクリーンレス型と、翻訳字幕やナビを表示するディスプレイ型の2種が存在し、2026年に登場予定だ。
また、XREALの新機種「Project Aura」も公開され、70度の視野角を備えた有線XRグラスとして、物理空間上に複数ウィンドウを重ねる利用体験を可能にするとしている。

加えてAndroid XR SDKのDeveloper Preview 3をリリースし、AIグラス向けアプリ開発が正式に可能になった。
UberやGetYourGuideが既に体験設計を進めており、エコシステム拡大の基盤が整いつつある。

※Likeness:ユーザーの顔の動きをトラッキングし、3Dアバターにリアルタイム反映する技術。ビデオ通話時の表情共有に用いられる。

AIグラス普及で日常が拡張へ ただし課題も

Googleが軽量なグラス型デバイスという手を打ったことで、普段使い可能なXRの実現が一段と近づいたと言える。
特にディスプレイ型AIグラスは、翻訳字幕やナビゲーションを視界内に重ねることで、日常行動の効率化に寄与する可能性が高い。
スクリーンレス型は常時接続のパーソナルAIとして機能し、ウェアラブルAI市場を押し上げる要素になり得る。

一方で、AIグラスの普及には、プライバシー配慮、装着性、価格といった複数の課題が残りそうだ。
カメラ搭載型デバイスは撮影可否の境界が曖昧になりやすく、公共空間での利用が議論を呼ぶ恐れもある。また、日常装着には軽量化とデザイン性が不可欠だが、どの程度快適性を確保できるかは製品版次第だと見られる。

とはいえ、Googleがハード・ソフト双方の開発基盤を整備したことで、開発者参入は加速すると考えられる。2026年以降のXR市場は、競争が一段と激しくなりそうだ。

ニュースリリース

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