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博報堂、「Japan Smart Chain」活用のブロックチェーン型ファンダム経済構築

PlusWeb3 編集部
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2025年11月5日、博報堂はAltX Researchが開発する日本発のブロックチェーン「Japan Smart Chain(JSC)」とビジョンパートナー契約を締結した。
両社はIP(知的財産)とファンを結ぶ次世代プラットフォームを共創し、ファンダムを投資・参加型経済へと進化させる構想を発表した。

博報堂、日本発ブロックチェーンJapan Smart Chainと提携

博報堂はAltX Researchが主導する日本発ブロックチェーン「Japan Smart Chain(JSC)」のビジョンパートナーとして参画する。
AltX Researchは共同代表として伊藤穰一氏とRussell Cummer氏が率い、コンプライアンスとセキュリティを重視したインフラを構築している。

JSCはすべてのサーバー運用とデータ保管を国内で完結させた「日本主権型ブロックチェーン」であり、外国法規制の影響を受けにくい構造を特徴とする。

博報堂はJSCの仕組みを活用し、コンテンツ×ブロックチェーンによる「ファンエンゲージメントプラットフォーム」創出を加速させる。
これは、ファンが応援や投資を通じてIP価値の向上に貢献できるプラットフォーム構想だ。
従来の一方通行的な消費構造を超え、ファンが企画投票や資金提供を行い、作品の再生・拡張に関わる参加型エコシステムを形成する。

さらに、JSCが提供する「Mizuhiki(ミズヒキ)スイート」を導入し、本人確認(eKYC)やID連携、決済を安全かつシームレスに実現する。
これにより、NFTやデジタル特典を通じた新しいリワード体験を提供し、IPビジネスの利便性を高め、安全性も確保する方針だ。

ファンダム経済の再定義へ 安全性と透明性が成長の鍵に

今回の提携で博報堂が目指すのは、ファンが「消費者」から「共創者」へと変化する新しい経済圏の形成だろう。
JSCを基盤にすれば、デジタル上でのファン活動が正式な経済参加として可視化され、コンテンツ業界の収益構造を多層化できる点が大きなメリットといえる。
国内運用による法的安定性も、企業やIPホルダーの参入障壁を下げると考えられる。

一方で、ファン活動をトークン化する仕組みには、過度な投機化や価格変動によるリスクが伴う。
ファンダムが経済的動機で歪む懸念に対し、博報堂とAltXは透明なルール設計とガバナンスの構築が不可欠になるだろう。

将来的には、自治体・文化機関・スポンサーなど多様なステークホルダーを巻き込み、IPを核とした地域・文化振興にも波及する可能性がある。
ブロックチェーンを文化経済の基盤に据える試みとして、JSCモデルは日本発のデジタル公共圏の形成につながるかもしれない。

博報堂 ニュースリリース

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