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ミライウェルスマネジメント、暗号資産貸借サービス「RENKIN」を開始 長期保有層に新たな収益機会

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PlusWeb3 編集部 Web3・AI専門メディア

2025年10月21日、AIフュージョンキャピタルグループ株式会社は、同社グループ会社のミライウェルスマネジメント株式会社(MWM)が、暗号資産貸借プレミアムサービス「RENKIN」を10月下旬に提供開始すると発表した。
低金利下で暗号資産を保有する投資家に、効率的な利回り獲得の手段を提供する狙いだ。

暗号資産をレンディングできる新サービス

MWMが発表した「RENKIN」は、利用者が預けた暗号資産を同社が運用し、毎月所定の賃貸料を支払う貸借型サービスである。

暗号資産市場は、2024年に米国で株式などと同様に市場で取引できる投資信託、現物ETFが承認されたことを機に再び拡大し、世界の時価総額は450兆円超とも言われる。
近年では、企業が暗号資産を戦略的備蓄として保有する「DAT(Digital Asset Treasury)」の動きも広がっており、長期保有層が増加している。

MWMは、こうした環境下で「保有資産を眠らせずに運用したい」という需要に応えるかたちでRENKINを立ち上げた。

RENKINは、伝統金融と暗号資産市場の知見を活かし、競争力ある貸借料率を提供する。また、AIフュージョングループのリスク管理体制を活かし、高い安全性を目指す。
顧客ごとに保有量や期間に応じた個別最適プランを提案するなど、個別対応が可能なことも特徴だ。

開始当初は、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)、ドルステーブルコイン(USDT、USDC)の5銘柄に対応する予定となっている。

DAT時代の収益モデルを示す

RENKINの登場は、暗号資産を「財務資産」として組み入れる潮流を後押しする可能性がある。
DATを採用する企業にとって、資産を保有するだけでなく貸し出して利回りを得る仕組みは、キャッシュフローの安定化や資本効率の向上につながると期待される。

個人投資家にとっても、変動リスクを抱えながら保有するより、一定の賃貸収入を得られる点で魅力がある。
特に低金利環境下では、債券や預金に代わる運用手段として注目されるだろう。

一方で、レンディング市場には信用・流動性リスクが伴う。
借り手側のデフォルトや市場急変時の対応体制が不十分であれば、元本毀損の可能性も否定できない。
MWMは「サービス安全性を最優先事項とし、技術的側面、金融的側面など様々なリスクを厳格に管理」するとしているが、透明性や実績の蓄積が今後の信頼構築を左右するだろう。

同社は今後、多様な暗号資産の取り扱いを可能にしていく方針だ。
暗号資産が国際的な金融インフラとして定着する中、RENKINは資産運用において、新たな選択肢を提示するサービスであると評価できる。

プレスリリース

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