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NHNテコラス、AWS活用で企業の生成AI導入を加速 社内AIやRAG構築など3サービスを追加

PlusWeb3 編集部
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2025年10月20日、NHNテコラス株式会社は、Amazon Web Services(AWS)を活用した企業向け生成AI支援サービスにおいて、新たに3つのサービスを追加したと発表した。

AWS基盤で生成AI導入を加速 NHNテコラスが3つの支援サービスを開始

NHNテコラスは、AWSのクラウド環境を活用した企業の生成AI導入支援を強化する。今回発表したのは、「社内AIチャットボット基盤導入」「RAG(検索拡張生成 ※)環境構築」「生成AI業務組み込みの伴走支援」の3サービスである。

同社はAWS総合支援サービス「C-Chorus(シーコーラス)」で蓄積した知見をもとに、生成AIを安全かつ迅速に業務へ取り入れる仕組みを提供する。
特に社内AIチャットボットの導入では、セキュリティやガバナンスを担保しながら自社データと連携し、Web UIやSlack、Microsoft Teams上で高精度な応答が可能なチャット環境を構築できる。

また「RAG(検索拡張生成)環境構築」では、自社データを活用した検索連動型AIを構築し、業務効率化やサービス・UXの向上を実現する。PoC(実証実験)から本番環境までの長期的な支援を提供するとのことだ。

さらに、AIモデルやサービス選定、アーキテクチャ設計に関してエンジニアが並走する「生成AIサービス導入支援」も提供し、運用段階までを一貫して支援する体制を整えた。

※RAG(検索拡張生成):Retrieval-Augmented Generationの略。AIが外部データを参照しながら回答を生成する手法で、情報の正確性を高める特徴がある。

生成AIの実装フェーズが加速 導入支援が競争力の鍵に

今回のサービス追加は、企業の生成AI活用が「検証」から「本格導入」へと移行する流れを象徴していると言える。生成AIは今や一部の先進企業だけの取り組みではなく、社内業務や顧客対応への実装が広がりつつある。
NHNテコラスが提供するような技術支援が、導入速度と品質を左右する要因になりうる。

メリットは、短期間で安全なAI環境を構築できる点にある。AWSのマネージドサービスを活用すれば、セキュリティ要件を満たしつつ自社データを活用したAI機能を柔軟に展開できる。また、エンジニア伴走型の支援により、社内にAI知見を蓄積できるのも利点だ。

一方で、課題も残る。生成AIの導入には高品質なデータ整備と運用体制の確立が欠かせず、企業文化や業務プロセスの変革も求められる。AIが誤情報を生成するリスクも依然として存在するため、ガバナンス設計が導入効果を左右する可能性が高い。

それでも、生成AIを業務に「組み込む」動きは今後加速すると見られる。支援体制の充実は、日本企業がAIを競争力の中核に据えるための重要な一歩になるだろう。

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