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10代の半数超が生成AIに不安 NTTドコモの調査で浮き彫りになった懸念点

PlusWeb3 編集部
PlusWeb3 編集部 Web3・AI専門メディア

2025年8月4日、NTTドコモ モバイル社会研究所は、全国の15〜69歳を対象にした生成AI利用意識・行動調査の結果を発表した。
10代では半数超が不安を感じており、年代による意識の差が鮮明になった。

生成AIへの不安、10代で半数超 最も懸念するのは「フェイク」

NTTドコモ モバイル社会研究所は2025年2月、全国の15〜69歳男女7,527人を対象に生成AIへの意識調査を実施した。

生成AIについて「詳しく知っている」「ある程度知っている」と回答した3,551人のうち、「不安を感じている」「やや不安を感じている」と答えた割合は29%にのぼった。
これは、「期待している」「やや期待している」の33%を4ポイント下回る水準である。

年代別では10代の不安感が突出して高く、男性で50%、女性で51%が不安を抱いていた。一方、不安が最も低かったのは女性60代で20%にとどまる。
世代によって生成AIへの向き合い方が大きく異なることが示された。

不安の具体的内容としては、「フェイクコンテンツ(※)が出回りそう」(61%)が最多で、次いで「思考力低下や学力低下を及ぼしそう」(48%)、「情報漏えいのリスクがありそう」(45%)が挙げられた。
リテラシー不足への警戒や情報の信頼性を懸念する声が強いようだ。

なお、NTTドコモは、生成AIの活用が初めてでも安心して学べる講座を提供しており、今後もAIが生活や意識に与えている影響について、調査・発信を進めていくとしている。

※フェイクコンテンツ:AIや人の手で作られた虚偽情報や誤解を招く内容。特にSNSでの拡散力が高く、社会的混乱を招くリスクがある。

生成AIの学習リスクと社会的影響、教育とリテラシー強化が急務か

今回の調査結果は、生成AIが社会に浸透する一方で、若年層でリスク意識が強まっている現状を示すものだ。特に、10代は学習や自己形成が途上のため、思考力の低下や依存への懸念が不安感の背景にあると考えられる。

生成AIには、業務効率化や知識へのアクセス拡大といった大きなメリットが存在するが、その恩恵を最大化するには、利用者が技術の仕組みやリスクを理解し、安全に活用できる環境整備を行うことが不可欠だ。
その点、NTTドコモが提供する初心者向けAI学習講座は、意義の深いものだと言える。社会全体のAIへの理解を促進させ、生成AIの健全な社会実装を促進させる可能性がある。

今後は、NTTドコモに限らず、政府・企業・研究機関の連携によるルール整備が求められるのではないだろうか。

参考:
「NTTドコモ モバイル社会研究所:利用意識・行動調査に基づく、生成AIの不安についての調査」
https://www.moba-ken.jp/project/lifestyle/20250804.html?utm_source=chatgpt.com

「ドコモスマホ教室」で「AI を使ってみよう(Google Gemini 編)」
https://www.docomo.ne.jp/binary/pdf/info/news_release/topics_250521_u1.pdf

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