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Yahoo!ショッピング、生成AIで“接客”体験 会話型商品提案機能をiOSアプリに実装

PlusWeb3 編集部
PlusWeb3 編集部 Web3・AI専門メディア

2025年7月2日、LINEヤフーは「Yahoo!ショッピング」iOSアプリにおいて、生成AIと会話しながら最適な商品を見つけられる新機能のβ版提供を開始した。実際の店員とのやりとりに近い購買体験を一部ユーザーに向けて実現する。

生成AIが質問を通じて商品提案 接客のような購買体験に

Yahoo!ショッピングの新機能は、アプリ内の検索欄にキーワードを入力すると、生成AIが対話形式でユーザーに質問を投げかけ、商品を提案するというものだ。単身者か家族か、予算の目安、こだわり条件などに関する質問に答えることで、AIが最大5つの商品の候補を提示する。

提案された商品には「AIマッチスコア」が表示され、どの程度ユーザーの希望と一致しているかが数値で確認できる。さらに、商品ページでは概要やレビューの要約、類似商品の比較情報、ポイント還元率の高い購入日といった情報も一目でわかるようになっている。

この機能は、現在はiOSアプリを利用する一部ユーザーのみが対象であり、順次拡大が見込まれている。Android版への対応も今後予定されている。

LINEヤフーは2024年4月、生成AI活用の専門チーム「生成AIタックル室」を発足させており、レビュー要約機能や、ポイントの多い購入タイミングを知らせる機能など、AIによる利便性の強化を段階的に進めてきた。

“AI接客”は購買体験をどう変えるか 期待と課題の両面

生成AIによる会話型提案は、従来の「検索」中心だったEC体験を、対話を軸にした“接客型”へと大きく変える可能性がある。特に、商品数が膨大なYahoo!ショッピングにおいて、初心者でも効率的に選択肢を絞れる点は大きなメリットだ。

実店舗での接客と同様に、顧客の曖昧なニーズを言語化し、それに応じた商品を提示することで、これまで見逃されていた潜在需要の掘り起こしが期待される。マッチスコアの表示やレビュー要約も、意思決定を支える要素となる。

一方で、AIの提案精度や信頼性、またユーザーのプライバシーに対する不安も課題として浮上する。回答の一貫性や、意図を正確にくみ取る能力が不十分な場合、誤った商品提案につながる懸念がある。また、対話データの取り扱いについては、今後の運用方針が注目される。

AIがパーソナライズを強化し、個別ニーズに即した商品を提示する試みは、他のECプラットフォームにも波及する可能性が高い。今後、AIとの対話が標準的な購買プロセスとなるかどうかは、ユーザー体験の質と継続的な機能改善にかかっているだろう。

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