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    山梨中央銀行、「楽楽明細」導入で帳票のペーパーレス化を実現 3か月でコスト80%削減

    山梨中央銀行は、2024年12月に株式会社ラクスの電子請求書発行システム「楽楽明細」を導入し、わずか3か月で帳票発行にかかるコストを約80%削減した。
    DX化を推進する中で、紙の使用を大幅に削減し、業務効率化も進んでいる。同行の取り組みとその成果について詳しく見ていく。

    目次

    帳票発行の課題と「楽楽明細」導入の背景

    山梨中央銀行では、年間6,000件以上の帳票が紙で発行されていた。
    特に年会費引き落としに関する通知が多く、手作業による印刷・封入・郵送が業務負担となっていた。加えて、郵便料金の値上げが進んでおり、コスト増加が懸念されていた。
    このような背景のもと、DX(※1)化とペーパーレス化を推進する必要性が高まった。

    「楽楽明細」は、請求書や納品書などの帳票を電子発行できるクラウド型システム(※2)である。帳票データをアップロードするだけで、取引先に応じた発送方法(WEB、メール、郵送、FAX)を選択し、自動発行が可能となる。
    株式会社ラクスが提供するこのシステムは、企業のデジタル化を支援するツールとして多くの企業に導入されている。

    ※1 DX(デジタルトランスフォーメーション):企業がデジタル技術を活用し、業務プロセスやビジネスモデルを変革する取り組み

    ※2 クラウド型システム:インターネットを通じて利用するシステムで、データの管理や処理がオンライン上で行われる。

    「楽楽明細」導入による成果と今後の展望

    「楽楽明細」導入により、山梨中央銀行は帳票発行にかかるコストを大幅に削減した。
    郵便代がほぼゼロになり、紙や印刷にかかる費用も減少した。結果として、これらのコストは導入から3か月で約80%削減された。
    また、業務の効率化も進み、手作業での印刷や封入、郵送が不要になり、担当者の業務負担が軽減された。

    同行の経営者クラブ担当者は、「業務の効率化が進んだことで、さらに多くの帳票の電子化を検討している」と述べている。
    今後は、さらなる電子化と、システムの活用範囲拡大を進めていくと考えられる。

    他の金融機関もこの動きに追随する可能性がある。
    近年、地方銀行を中心にDXの遅れが指摘されることが多かったが、本件のような成功事例が増えることで、業界全体のデジタル化が加速することが期待される。
    加えて、金融機関と顧客のデジタル接点が増えることで、顧客の利便性向上にもつながるだろう。

    一方で、電子化を進めるほどサイバーセキュリティの重要性が増すため、情報管理の高度化が不可欠となる。特に金融機関は厳格なコンプライアンスが求められるため、システムの安定稼働やセキュリティ対策の強化を同時に進めることが課題となるだろう。

    総じて、「楽楽明細」の導入はコスト削減と業務効率化に大きな効果をもたらしたが、今後の成長においては、取引先との調整やセキュリティ対策のさらなる強化が鍵となるだろう。

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