ひろゆき氏、人狼ゲームの「WLF PROJECT」アドバイザーに就任

WLF PROJECT(ウルフ プロジェクト)は2025年3月7日、日本のインターネット文化を代表する論客であり、人狼ゲーム配信の先駆者である西村博之氏(ひろゆき氏)がアドバイザーに就任したことを発表した。
WLF PROJECTの目的とひろゆき氏の関与
WLF PROJECTは、人狼ゲームを活用し、対話力や思考力の向上を図ることを目的とするプロジェクトである。その中心にいるのが、代表の鈴木カズ氏だ。彼は長年にわたり、人狼ゲームを通じたエンターテインメントの発展に携わってきた。
ひろゆき氏は、ニコニコ生放送において世界初の人狼ゲーム配信を行い、その後「人狼最大トーナメント」を成功させるなど、同ジャンルの発展に寄与してきた経緯がある。また、彼が開発に関わった「人狼ゲーム 〜牢獄の悪夢〜」は、WLF PROJECTの番組進行に活用されている。
WLF PROJECTとひろゆき氏の関係は、一朝一夕のものではない。鈴木氏とは長年の協力関係にあり、彼の知見はプロジェクトの方向性を定める上で大きな意味を持つ。
2025年2月に放送された新番組「ディベロウ」では、ひろゆき氏が出演し、視聴者から高評価を得た。
こうした実績が、今回のアドバイザー就任の背景にある。
暗号資産の専門知識と今後の展望
WLF PROJは2月、人狼ゲームの経済拡大のため、暗号資産「WLFトークン」を発行し、仮想通貨取引所ZOOMEXへのトークン上場を果たしたところだ。
ひろゆき氏の持つ専門知識は、WLF PROJECTの成長にとって重要な要素となる。
特に、彼は暗号資産やブロックチェーン技術に詳しく、不透明なプロジェクトに対して厳しい意見を述べることでも知られている。この点が、WLF PROJECTのビジネスモデルの透明性向上に貢献すると考えられる。
WLF PROJECTは、持続可能で本質的なユーザーメリットのあるサービス提供を目指している。
ひろゆき氏の分析力や論理的思考は、この目標の達成に大きく寄与するだろう。加えて、彼の影響力を活かし、プロジェクトの認知度向上も期待できる。特に、彼の得意とする「論理的な検証」に基づき、WLF PROJECTのプラットフォームがより堅実な形で発展していくことが期待できる。
一方で、WLF PROJECTは「世界平和への貢献」を掲げているが、 ひろゆき氏の発言はしばしば物議を醸し、賛否を分けることがある。そのため、彼の率直な意見がプロジェクトの方針と食い違う場面が出てくる可能性もある。
ひろゆき氏がアドバイザーとしてどの程度の関与を持つのかによって、WLF PROJECTの成長速度は大きく変わるだろう。今後の動向に、引き続き注目が集まる。