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【Web3転職インタビュー】GuildQB Founder 堀口さんにインタビュー!BCGエコシステムのハブを担うGuildQB|DAO的な組織作り、働き方について

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今回は、GuildQBファウンダーの堀口さんにGuildQBの概要や立ち上げた背景、GuildQBのDAO的な組織作り、働き方等についてお話をお伺いしました。

本記事は、DAO的な組織作りや働き方に興味がある方、ブロックチェーンゲームに興味がある方に読んでいただきたい記事となっています。

目次

GuildQBファウンダー|堀口さん

DeFiやNFTなど常時20以上のプロジェクトを担当し、100社以上の企業をマーケティングで支援。

  • 2014年 暗号資産取引所を設立
  • 2017年 日本でブロックチェーンメディアを設立
  • 2020年 HADOWを設立、CEOに就任

GuildQBについて

GuildQBは、Social Finance Limitedが運営するGameFiに特化したソーシャルWeb3プラットフォーム、およびNFTゲームプレイヤーによるコミュニティです。 

2022年春に発足して以来、独自のメディア「Scholars Lab」をはじめ、InstagramやTwitterにてNFTゲームの情報を発信。独自のメタバースプラットフォームの「QB Metaverse City(仮)」の開発に加え、2023年1月にはNFTコレクション「如月-KISARAGI-(きさらぎ)」を発表。

フィジカルイベントにも積極的に参加しており、2022年中には東京ゲームショウやブロックチェーンEXPOに出展しています。

BCGエコシステムのハブを担う「GuildQB」

—まず初めにGuildQBの概要について教えてください。

GuildQBはBCG(ブロックチェーンゲーム)をみんなで攻略するために情報共有等を行うことができるギルドです。

BCGエコシステムにおけるハブのような存在として、本業とは異なるもう一つの仕事を作ることを目指しています。

立ち上げの背景としては、私自身2014年からブロックチェーンに興味を持ち、その時からブロックチェーン領域で事業をしていたのですが、思っていたよりもブロックチェーン業界が盛り上がっていかず寂しい思いをしていました。(笑)

そんな中、ここ2,3年でNFTやBCGに興味を持つ人が増えたと同時に、ブロックチェーン業界で仕事にする人も増えてきた中で、グローバルな面白いものと紐付け、一つのギルドというプラットフォームを作ることで、皆さんがより良く仕事をしたり、ゲームをしたり、はたまた投資をしたりと、色々なことができるようになったらいいなと考え、ギルドを立ち上げました。

また実はグローバルで見ると、ゲームギルドはあまり活発ではないのですが、日本においては少し特殊で、今まさにゲームやIP産業がブロックチェーン業界に入ってきていて、日本の大手のゲーム会社も参入しようとしているという事情をよく知っていたんです。

しかし、ブロックチェーン領域のブロダクトが今までWeb2のやり方でユーザーに届きにくいということを感じていたため、そのギャップを埋めるためにもギルドという存在が日本でも必ず必要になると考え、GuildQBを立ち上げたという面もあります。

—Web3×ゲームに取り組んでいる会社やコミュニティも増えてきているが、他の組織にはない強みがあれば教えてください

私はWeb3でしかキャリアを積んでこなかったので、Web3ネイティブであることにかなり拘っています。

組織のあり方も根本的に違い、従来組織のような経営陣が事業方針を決めていくのではなく、完全にユーザー参加型で方針を決定しているので、今後どうなっていくのかがファウンダーの私でも分からないというのが他との違いであり、面白い部分だと思っています。

明確に違う部分としては、従来のゲームギルド1.0では投資ファンドやNFTの貸し出し等が一般的でしたが、我々の強みとしては、ギルド1.0の要点は抑えつつ、E-Sportsの賞金獲得やゲームを攻略する上でのツールの開発、NFT貸出しのプロトコル開発、オリジナルゲームの制作等、他のギルドではやっていないような、かなり広範囲に渡ってやっていることが我々の強みだと考えています。

また、それを支えてくださっているのはDAOのメンバーで、半分以上の仕事はDAOで働いている人が頑張ってくれています。そのDAOメンバーのインセンティブを大きくするために、僕やコアメンバーが仕事を進めています。そういったWeb3ならではの組織構成も面白いポイントだと思っています。

グローバルで多種多様な「GuildQB」のコアメンバー

—現在のGuildQBさんの組織体制について詳しく教えてください。

CXOクラスが僕含め4人と、業務委託のメンバー約10人がコアメンバーとして活動してくれています。

業務委託の方には各プロジェクトの責任者、つまりコミュニティマネージャーであったり、リサーチチームの主任であったり、メディアの編集長等、様々な仕事をお願いしています。

そして「如月」というNFTを持っている人だけGuildQBDAOに参加できる形にして、そのコミュニティの中で仕事が発生している感じです。

NFTのホルダーは3000人ぐらいいるのですが、サポーターとして実際に仕事をしていただいているのが現時点で200人ぐらいですね。

ギルド運営の方針決定も最近はガバナンス投票で行っていたり、仕事を依頼するときもオンチェーン上にデータを載せて、納品いただいた方にスマーとコントラクトで自動的に送信する取り組みも行っております。

オフラインイベントを開催する時も運営はほとんどDAOメンバーが動いてくれますね。

—CXOメンバーのバックグラウンドを教えてください

私はファウンダーとしてプロジェクトに参加しているんですが、CEOはスリランカの方にお願いしています。CEOは一時期日本に住んでいて、元々ゲームが好きだったこと、商社で働いていてグローバルに活動して仕事を作るみたいなことをやられていた方です。とてもバランスが良い方で、ピッチイベントやハッカソンにもその方に登壇してもらっています。

CFOは中国の方で、元々香港の5兆円ファンドの幹部だった人間で、金融に関してかなり知識が深いです。GuildQBでは全体のエコシステムの設計やBCGの分析、設計をやってもらっています。

CTOは元々Binanceの開発メンバーで、他にも大きな取引所の開発チームに何社か入ったり、自分でウォレットを作ったり、実務経験が豊富な方です。GuildQBでは色々なプロダクトやオリジナルのゲーム、メタバース等の開発を一緒にやっています。

—海外のグローバルギルドとも連携されているんですか?

東南アジアを中心に、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシアのトップギルドと現地で一緒にイベントやったりしてますね。

パートナーシップも組んでいて、彼らが日本でのマーケティングやパブリッシングをする時は手伝いますし、逆に僕たちが海外でやるときはお願いするという関係性でやってます。

実は国ごとに色々な特徴があって、どのような物が流行りやすいかや、どれぐらいの単価で売れやすいかが結構違うんです。

例えば、日本はユーザー数は少ないけど単価が高い、フィリピンはユーザー数は多いけど、単価が安いみたいな感じですね。

そういったデータも共有しつつ、フェーズ毎でどういう形で集客していくかというところは一緒に協議しています。

GuildQBが求める人材

—Guild QBさんで現在募集している職種があれば教えてください

実は採用や募集は定期的に行っています。仕事としてはトークン設計の部分やデザイン、BizDevを募集していますが、中でも特にデザインを強く募集しています。

理由としては、今までデザインについては外注でお願いしていたのですが、こちらの意図が伝わりづらく、イメージしているものが中々出てこないことがよくありました。

そのため、社内で一緒に思想やビジョンを共有することで、自分たちがイメージしているデザインが作れるのではと考えています。

あとは海外のゲームプロジェクトから日本進出したいから人材を紹介してほしいというオファーがたくさん来ます。例えば日本進出するゲームプロジェクトのコミュニティ担当やBizDev、マーケティングマネージャー等のオファーが来るので、そういった情報を僕のTwitterかGuildQBのDiscordで募集させていただいています。

—DAO的な働き方についてGuildQBさんの取り組みについて教えてください

現在NFTホルダーのコミュニティを作り、その中で仕事を回しているが、やはりNFTベースだとコミュニティが広がりにくいので、ガバナンストークンを発行する予定です。

事前にタスク毎で報酬のトークン量を明記しておき、タスクをこなすことでトークンを獲得できるようになります。

このような仕組みが増えてくることで、DAO的な働き方で生計を立てる人も増えてくると思います。

報酬として獲得したトークンの価値を高めるために、さらに貢献するみたいなストックオプションのような使い方もできるのが、トークンを導入する面白さだと思っています。また、トークンだと契約等も不要でスマートコントラクトの設定だけでできるのも面白いです。

堀口さんから読者へのメッセージ

—最後に読者に向けてメッセージをお願いします

僕自身Web3がすごい好きで、仕事してることをついつい忘れてしまうぐらい没頭してしまいますし、そういう人がもっと増えればいいなと思ってGuildQBを立ち上げました。

読者の中に一人でもWeb3で働いてみようかな、Web3で何か作ってみようかなと思っていただけると凄く嬉しいですし、既にWeb3で活動されている方は一緒に大きいことができるといいなと思っているので、是非DiscordやTwitterを見に来ていただければと思います。

堀口さんTwitter:https://twitter.com/hori_crypto

GuildQB discord:https://discord.com/invite/guildqb

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