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    【Web3転職インタビュー】SBI Web3 ウォレットはWeb3がマスアダプションするカギとなるのか!

    『暗号資産もSBI』をスローガンに掲げ、暗号資産取引だけでなくNFT取引などWeb3のマスアダプション化に向けて着々と進めているSBI VCトレード株式会社。

    今回はリリース後、大きな反響を呼んでいるSBI Web3ウォレットについてなど、SBI VCトレード株式会社常務の近藤様にインタビューさせて頂きました。

    Web3のマスアダプション化の鍵を握るSBI VCトレードの目指すビジョンや、現在必要としている人材についてお話を伺っていきます。

    ゲスト

    近藤 智彦 様

    SBI VCトレード株式会社 常務取締役

    SBIリクイディティ・マーケット株式会社 取締役

    2007年SBIホールディングスに新卒入社、 SBIグループの情報システムを担当。

    その後、同グループの電子決済事業を経て、 外国為替関連事業を営むSBIリクイディティ・ マーケットにおいてシステム担当役員を務める。

    2019年SBI VCトレード取締役就任以降、暗号資産・ Web3関連事業を中心に従事し現職。 SBI大学院大学経営管理研究科を2016年修了。

    目次

    『暗号資産もSBI』とは

    ー本日はよろしくお願いします。まず始めに近藤様の自己紹介と担当についてお聞きしたいです。

    はい。私はSBIホールディングスに新卒で入社して情報システム部門で働いていました。

    その後、同じSBIグループのクレジットカード決済等の電子決済会社を経て、2013年からは為替ビジネスを行っているSBIリクイディティ・マーケット株式会社に移りました。

    2019年からはグループ内のマネジメント変更がありSBI VCトレード株式会社の取締役に就任し、そこからは暗号資産ビジネスをメインに携わっています。

    ーSBI VCトレード株式会社の事業内容について教えて頂けますか?

    SBI VCトレード株式会社はSBIグループの100%子会社です。

    暗号資産交換業者と第一種金融商品取引業の二つのライセンスを持っており、暗号資産にかかる「フルラインナップサービス」を提供しております。

    取引サービスである現物取引やレバレッジ取引はもちろん、その他にもレンディングサービスやステーキングサービス、最近リリースしたSBI Web3ウォレットを展開しています。

    2021年にTaoTao株式会社との統合を機に、私たちは「暗号資産もSBI」というスローガンを掲げました。

    SBIグループでは、おかげさまで多くの方に株式投資や為替取引などの資産運用をしていただいています。

    しかしながら、株式投資をしている方々だとしても「ビットコインという言葉は聞いたことはあるけれど、持ってはいない」という人も多く、株式投資をする人口に比べると暗号資産投資をする人口はまだまだ差があることを感じています。

    その差を埋めるべく、私たちは株式投資をしている方々にも暗号資産投資をしていただきたいと思い『暗号資産もSBI』というスローガンを掲げて活動しています。

    SBI Web3ウォレットで実現するマスアダプション化

    ー今年の1月にリリースされたSBI Web3ウォレットについて詳しく聞いてもいいですか?

    SBI Web3ウォレットは、端的にいうと「日本円で簡単にパブリックチェーンのNFTを売買できる体験」を提供するサービスです。

    現状NFT取引の主流は、メタマスクなどのノンカストディアルウォレットを自分で作成し、取引所で暗号資産を買ってそれをウォレットに移してからOpenSeaなどのマーケットプレイスで購入するという流れです。

    この手続きは、慣れていない一般の人だとやはり気後れしてしまうと思っています。

    そこで、NFTをマスアダプションするためのウォレットという発想で開発したのがSBI Web3ウォレットです。誰でも簡単に当たり前にNFTを購入できることを目指しています。

    ーリリースされた後の反響はいかがでしょうか?

    おかげさまで、一般のご利用者様だけでなくたくさんの法人事業者様からお問い合わせをいただいています。

    事業者側の悩みとして「NFTを発行したいけど暗号資産の取り扱いにハードルがある」という話をよく聞きます。

    NFTを販売した際の対価として暗号資産を、会計上の取り扱いが複雑になるなどの課題が出てきます。

    SBI Web3ウォレットでは「売上金としてのを即時に円転する」ことができる機能があります。

    それによって、NFTが売れた時に売上金を暗号資産で実質保有しないで済み、カストディアルウォレットの為、シークレットフレーズを誰が管理するかなどの懸念も小さくなります。

    このような仕組みにより導入しやすいため、Web3やNFTのサービスをしたくても出来なかった事業者様からのお問い合わせが増えているのだと思います。

    また、最近では「Oasys」との業務提携を発表させていただきました。

    Oasysはゲーム特化型ブロックチェーンを開発・運営しているプロジェクトです。

    今回の提携では、SBI Web3ウォレットがOasysネットワークに対応していく予定で、日本暗号資産取引業協会の承認を前提として、ブロックチェーンゲーム内のNFTアイテムの売買で得た資金を自動的に円転することが可能になります。

    これによって、ブロックチェーンゲームのUXの向上につながり、プレイヤー層の拡大に貢献できると考えています。

    また、ウォレット対応のみにとどまらず、日本暗号資産取引業協会の承認を前提とした OAS トークンの取扱いに向けた取り組みや、NFT マーケットプレイスであるSBINFT Marketとの連携など、SBI グループ全体でWeb3を推進していければと思っています。

    このようにSBI Web3ウォレット事業者と、ユーザーの双方にメリットを提供することができます。

    ーSBI Web3ウォレットの今後の展望について教えてください。

    ひとつには、マルチチェーン展開をしていきたいと考えています。

    例えば、現在はPolygon(Matic)を利用可能なのですが、やはりEthereumや他のネットワークを利用している事業者も多いです。そういった方々のニーズに応えられる為にも、やはりマルチチェーンにはしていきたいと思っています。

    またSBI Web3ウォレットと相性が良いdAppsとの連携にも力を入れていこうと思っています。あらゆるサービスと繋がることで、より便利に当たり前な日常でWeb3の世界が広がるようにしていきたいですね。

    SBI VCトレードで働きたい方へ

    ーSBI VCトレードではどれくらい社員がいて、どんなことをしているのですか

    はい。現在、グループ内兼務も含めて40~50名の社員がいて、それ以外にも業務委託や派遣としてサポートしていただいている方が多数いる状況です。暗号資産交換業を中心に様々な部署があるのですが、いくつか紹介しますね。

    まず、事業企画やKPI管理、PR活動をしている経営企画部、お客様からの問い合わせを担当する顧客管理部、パートナーシップの協議など法人に対して営業をする企画営業部、暗号資産のディーリングを行っている市場オペレーション部、法令遵守の為のコンプライアンス部などがあります。

    先ほど紹介した「SBI Web3ウォレット」は経営企画部がプロダクトの企画から実現まで主に担当をしています。

    ーSBI VCトレードで働きたい場合は、どこから応募すればよいのでしょうか?

    採用については関係会社のSBIリクイディティ・マーケット株式会社で一括して行っていまして、実は多くのメンバーがSBIリクイディティ・マーケットからの出向という形式で従事してもらっています。

    SBI VCトレードが必要としている人材

    ー今まさに会社で必要としている人材について教えてください。

    まずプロジェクト立ち上げにおいて、一緒に企画や調査に携わってくれるエンジニアリング知識のある方を求めています。

    社内で企画や調査をする段階でテック分野に強い人がいるとプロダクト開発が捗ります。

    SBI Web3ウォレットを例にとると、ウォレット開発自体は株式会社Gincoさんにお願いしているように、ベンダー企業にサポートしてもらった方が良いプロダクトは作れますが、プロダクトの設計フェーズでエンジニアの方と一緒に企画や調査ができるとより良いプロダクト開発ができると思っています。そういったインハウスのエンジニアとして活躍してくれる人を募集しています。

    将来的には「CIO(Chief Information Office)」のポジションを目指すキャリアも検討していますので、エンジニアリングをもとにした部門の運営やマネジメントに興味のある方は、ぜひ弊社に参画してほしいです。

    他にも事業拡大に向けて、全てのポジションを強化していく予定です。

    メッセージ

    ー最後に読者へ一言メッセージをお願いします。

    SBI VCトレードは、今まさにものすごい勢いで事業を展開しています。

    Web3が世界的に注目されていますが、その裏では暗号資産が使われており、日本の法規制上、暗号資産交換業者のライセンスがなければ実現できないサービスもあります。

    そんな私たちと一緒にWeb3のマスアダプション化を実現していきましょう!

    一緒に働きたい仲間は是非声をかけてください!!

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