【Web3転職インタビュー】レペゼンNFTの公式運営も!Web3時代の広告代理店を運営する株式会社NMarketing社のマーケティング力を深掘りする
レペゼンのNFT企画で注目を集めた株式会社NMarketingの代表であるYuu氏に、NFTを活用したマーケティングの可能性や株式会社NMarketingのミッションについてインタビューさせていただきました。
Web3領域で勝負することを決めた理由や、NFTを活用したマーケティングの意義についてだけでなく、株式会社NMarketingの今後の計画や、現在募集しているポジションについても教えていただいたので、NFT業界で働くことに興味を持っている方は是非読んでみてください!
NMarketingの行う事業について
ー本日はよろしくお願いします。では早速、株式会社NMarketingではどのような事業をやっていて、何をしている会社なのかを教えていただいてもよろしいでしょうか?
大きく二つの事業をやっています。NFTプロジェクトの販売企画・コミュニティ運営・開発等を一気通貫で支援する事業をやっています。
販売企画では、どれぐらいの価格でどれぐらいの数のNFTをいつ販売するか、ユーティリティはどうするか、それを達成するために、ALをどういうふうに配布していくかなどを考えたり、効果的なSNSの運用になるように代行等をしたりしています。
コミュニティ運営は、基本的にDiscord等でコミュニティが構築されるので、その運営の方針やミッション、ビジョン等を決定し、具体的にどんなチャンネルを作って、どんなロールを用意して、ユーザーがどう楽しんでいけるようにするかっていうところを企画設計していくっていう感じです。
開発等というのは、NFTを制作・販売するのに必要な、画像の生成・サイト構築・ブロックチェーン開発をサポートします。
Web2企業向けというか、まだWeb3事業やってない方々向けにNFTを絡めたマーケティング(NaaM)を提案する事業も行っています。NaaMとは、NFT as a Marketingの略で、NFTを購入してもうらことを目的とするのではなく、発行したNFTを(無料の場合含め)ユーザーに保有してもらうことで、企業とユーザーに新しいコミュニケーションの機会を作るマーケティング手法です。
ーNFTを絡めたマーケティングというと具体的にはどんな形になるんですか?
今回のレペゼンさんの企画も一例となりますが、NFTを配布・販売することで、アーティストやブランドとそのファンコミュニティの新しい接点を作り、そのコミュニティの活性化・ロイヤリティの向上を実現します。
実際に海外では資生堂さんが150周年を記念して150枚のNFTをコミュニティ向けに配布してましたが、こういったNFTを活用したマーケティングの取り組みを今年は国内で増やしていきたいと思っています。
日本が再び競争力を手に入れるにはどこかのタイミングで頑張らないといけない
ーNMarketingを創業した背景を教えていただいてもよろしいですか?
起業した理由としては、僕自身元々証券会社で働いていて中小企業の経営者さんと接する機会が多かったんです。その中で経営や事業についてお話を聞いているうちに自分も起業したいと思うようになりました。
その中でも、このWeb3領域、中でもNFTの領域をやっている理由でいうと、社会の役に立っている事業や、インパクトを与えている事業を分析して、市場規模と市場の成長率がポイントだということを感じたからです。
自分が起業した2022年のタイミングでこれから伸びてくる領域はどこかを考えた結果、Web3関連の市場規模と市場成長率が一番高かったのでWeb3領域で勝負することを決めました!
ー起業される前からWeb3とかブロックチェーンについて興味があったんですか?
実は全然知らなかったです(笑)
市場選定をする際にいろいろキャッチアップしていく中で、革命的な新しい技術で、いわゆるパソコンが生まれたときやインターネットが生まれたとき、スマホが生まれたときみたいな大きな変化のタイミングなんだっていうことを後から知って、これは面白いなと。
特に普段から日本に対してネガティブなことを感じているわけではないですが、今の日本は昔の人が頑張っていたからその余韻が残っているだけだと思ってます。
将来が不安視される日本が再び世界で競争力を手に入れるにはどこかのタイミングで頑張らないといけないと。
そして今回のWeb3は正に戦えるタイミングの一つだと思っているので、そういう意味でWeb3領域で勝負するのは非常に有意義だと思っています。
すみません、少し脱線してしまいました(笑)
ーいえいえ!熱量を感じられていいですね!NMarketingさんのミッションやビジョンを教えていただいてもよろしいですか?
日本においてWeb3が広がっていくことは非常に大切だと思っているので、よくある言葉ではあるんですけど、「Web3マスアダプション」を弊社のミッションとして掲げています。
海外からアプローチするやり方もあると思うんですが、私自身が特段海外に強みがあるわけじゃないので、国内をまずしっかり頑張ろうと思ってます。
ー目指している将来像はありますか?
現段階ではNFT・Web3の特化の代理店としてNo.1のポジションを取っていきたいと思ってます。一つの例として言えば、Web3時代におけるサイバーエージェントさんのような飛びぬけた会社を目指しています!
いかに世の中の人にWeb3やNFTに馴染みを持ってもらうか
ーWeb3をマスに届ける選択肢の一つとして、今回のレペゼンさんのNFT企画は分かりやすい事例かなと思ったのですが、どんな経緯で始まったんですか?
一番最初はDJ社長さんのファンを大切にしたいという想いから始まってます。
ファンを大切にするために何ができるのか、ファンの人たちがライブに通ってくれている証を残したい、NFTを導入したら全通の証(全てのライブに通った証)などを残せるんじゃないかみたいな感じでNFTを導入することを決めたみたいです。
その後、僕がNFT系のイベントに行った時にお会いした方との縁でレペゼンさんに関わることになったっていうのがスタートですね。
ー今回のレペゼンさんのプロジェクトでYuuさんが目的としていたことがあれば教えてください。
いかに世の中の人にWeb3やNFTに馴染みを持ってもらうかというところを意識しました。
レペゼンさんのような知名度があるアーティストさんのライブで、直接的にNFTという単語を使って告知をするというのはかなり大きな効果があったと思ってます。
実際に今回10,000人の観客の内、約2,500枚のNFTが発行されてる、つまり4人に1人が発行してるんですけど、日本国民の1/4もNFTについて知らないと思うんですよね。
そういう意味では今回のイベントは大きな意味があったと思ってます。
またレペゼンさんのファン層はかなり若いので、そういった層に向けて拡散できたのもこれからにとって非常に有意義だったと思ってます。
ー他に何か狙ったことやこだわったことがあればお聞きしてもいいですか?
レペゼンさんのファンを大切にしたいという想いを最優先で考えました。
なので先ほども少し出てきましたが、多くのファンはWeb3やNFTに馴染みがないので、出来るだけ多くのファンに配布できるよう、Web3やNFTに馴染みのないユーザーにも取得してもらいやすいようにQRコードを使って取得できるプラットフォームや導線などを選びました。実はあえて、メタマスクを活用していなかったんです。恐らくですがメタマスクで配布していたら2500枚も発行されなかったと思いますね。
NFTを受け取ったファンに対して、よりインセンティブを与えていきたい
ー今後の計画を教えてください。
NFTを受け取った人たちに対して、よりインセンティブを与えられるような企画をしたいと思っています。現状はどうしてもコレクションベースでNFTを持っているだけになってしまっているので、集めて嬉しいだけでなく保有者だけが受け取れる特典のようなものを作っていけたらと考えています。
そしてそれを実現させるためにはウォレットやアプリの開発が必要だと思うので、そこに力を入れていきたいと思っています。
今回のレペゼンさんのライブNFTだけでなく、今後同じようにライブなどイベントでNFTを配布する場合、そのNFTにポイントとかがつけられて、将来グッズと交換できるとか、チケットの購入券になるとかを考えた場合、専用のプラットフォームが必要になると思っているので、その部分は作っていきたいと思っています。
ー今後目指していることについてもお聞きしても良いですか?
大前提として、今回レペゼンさんのライブでNFTを配布しましたが、そのNFTは応援した証として残せるという点で価値があると思っています。
そこから発展させた形としては、ファンが自分の好きなブランドやアーティストを応援することで生活していける世界が作れる可能性があると思っています。
元々ファンになるというのは自分がしたいから行うものであって、稼ぐために応援している人はいません。
しかし今回のプロジェクトのようにNFTを活用することで、証明書を付与したり、それに対してポイントを付与していき、将来的にトークンと交換できるという形に発展することができれば、自分の好きなものを応援し、そこで収入を得て生活していくことも可能ではと考えています。こういった新しい可能性を多くのブランドやアーティストに届けたいと思っています。
NMarketingで働けることは今伸びる市場で働けること
ー現在のチーム状況を教えてください。
現状は広報1人と4人の営業の計5名です。
業務内容に関しては、冒頭でも説明しましたが、アーティストのサポートやマーケティングの支援、コミュニティ支援等を行っています。
役割分担については、広告代理店と同じようなイメージで、広告営業して仕事を獲得するチームと、獲得した仕事を実際に進めるチームに別れて進めているイメージですね。
働き方については、希望に合わせて業務委託などで入ってもらい、リモートワークで働くメンバーが多く、現状はスキルのあるフリーランスが多いチームになっています。
ーNMarketingで働く魅力はなんですか?
やはり1番の魅力はNFTという新規市場で働けるということですね。
NFTの分野は市場成長率的に考えても伸びる市場だと思いますし、その市場でキャリアが積めるというのは、メンバーに対して良い影響があると思ってます。
またNMarketingは会社の立ち上げフェーズなので、その段階から事業に携われるというのも魅力の一つだと思います。
ー具体的に現在採用しているポジションはありますか?
まずは営業兼マーケティングプランナーを絶賛募集中です。
もちろんNFTの知見がある方がありがたいですが、Web3に詳しくなくてもマーケティングの経験がある人は是非お話ししたいですね。
冒頭でも話した通り、ウォレットアプリの開発等を行っていきたいので、エンジニアも募集しています。 公表はしてないですが大きめのお仕事もあり、Web3・NFTを普及させるプロダクトを一緒に創っていくことにご興味ある方、是非ご連絡ください! あとは、SNS運用ができる人ですね。NFTの知見、もしくはTwitterの運用経験がある人であればありがたいです。
あとこれは全ポジションに言えることですが、良い結果を出すことを最優先できる人だととても嬉しいですね。
ー最後に読者に一言お願いします。
絶賛採用中です。一緒にWeb3に熱中できる方探しています。一緒に盛り上げていきましょう!
ー本日はありがとうございました!
ありがとうございました。
参考文献および引用元
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000117556.html
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