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    【Web3転職・副業】メンバーズWeb3カンパニー代表の山本さんへインタビュー|価値あるWeb3サービスを産み出すこだわりにせまる

    今回はWeb2同様、Web3においてもナショナルクライアントを中心にPoCや事業開発を支援するメンバーズのグループカンパニーである「Web3カンパニー」代表の山本様にお話を伺いました。

    ブロックチェーンエンジニアを目指す方、UXデザイン、特に人間中心設計を重視した事業開発に興味がある方に是非読んでいただきたい記事となっております。

    目次

    メンバーズについて

    メンバーズでは、デジタル上でのユーザー体験とビジネス成果をカイゼンし続ける「デジタルビジネス運用支援チーム」をご提供しています。
    専門スキルを持った多種多様なクリエイターで編成されるお客さま専任チームが、長年の成果型運用で培った7つの独自メソッドを用いて、お客さまのビジネス成果向上とDX実行を強力に推進します。

    成果向上型のデジタルマーケティング運用により、工数72%削減・ マーケティング成果120%向上といった実績をはじめ、さまざまなビジネス成果創出の実績を作り上げています。

    Web3カンパニーについて

    Web3カンパニーは、Web3やブロックチェーンの世界需要額が2030年に1,136億ドルになると予想される市場に対応するために設立された、メンバーズのグループカンパニーです。

    同社はWeb3の知見に加え、デジタルクリエイター基礎、マーケティング、エンジニアリングなどの専門知識を持つプロフェッショナル人材が、クライアント企業のWeb3における事業開発、事業運用の支援を行っています。

    具体的な事業内容としては、Web3領域における新規サービスの開発、PoC、マーケティングから運用まで一気通貫した支援を提供します。そして、Web3領域のプロフェッショナルスキルを保有するデジタルクリエイターを継続的に育成し、その人材を提供することで顧客伴走型のサービスで活用します。

    Web2同様、Web3においても黎明期の頃から支援していきたい

    ──早速ですが、メンバーズの事業概要について教えていただいてもよろしいでしょうか?

    基本的には、ナショナルクライアントを中心とした企業に対してPoCや事業開発などを行っています。

    ※PoCとは、Proof of Concept(プルーフ・オブ・コンセプト)の略で、日本語では「概念実証」と訳されます。新しい手法などの実現可能性を見出すために、試作開発に入る前の検証を指す言葉です。

    ──Web3カンパニーの部分も掘り下げていきたいのですが、創業の背景や経緯をお聞きしてもよろしいですか?

    メンバーズ本体の会社自体は結構古く、Webの黎明期である1997年ぐらいから活動を続けてきました。そしてWeb3についても同じように黎明期の頃から支援していきたいと考え、今年の6月にWeb3カンパニーを立ち上げました。

    ──Web3の取り組みは、Web3カンパニーの立ち上げの前から始められていたのですか?

    立ち上げ前から水面下で始めていました。いきなり何もない状況でサービスをリリースしても、クライアントに対して価値を提供しにくいと考え、まずはクライアント企業と一緒にラボのようなものを設けて、企業がどんなニーズを持っているのか、どういうところに課題を抱えているかをキャッチアップしていきました。

    ──カンパニー制度を取られているのはメンバーズの特徴だと思いますが、メンバーズ本体とWeb3カンパニーのミッションやビジョンは同じなんですか?

    メンバーズ本体のミッションは、脱炭素や社会貢献といった文脈ですが、Web3カンパニーも根本的な部分は変わりません。しかし、Web3カンパニーでは「価値あるサービスをデザインし、クライアントとともに「次の未来」へインパクトを与える。」というミッションを掲げています。

    ここがどう繋がるかというと、現在Web3において本当に成功事例となるような使われ続けるサービスはまだないと思っています。そのため、我々で本当の成功事例を作り、無駄なサービスが少しでも減れば、それに伴って発生する無駄な業務も減っていくと考えています。そのような視点で、脱炭素という文脈にも繋がっていきます。また、地方創生の文脈では、多くの企業が取り組んでいるWeb3のビジネスにも、我々として貢献したいと考えています。

    Web3カンパニーのバリューとしては、「Work Hard Play Hard」、「High Speed and High Quality」、「Trust and Belief」といったバリューも大切にしています。これには、クオリティの高いアウトプットとスピード感を持って仕事をこなすという意味をこめています。その一方で、我々はワークライフバランスを重視しているので、仕事が終わればしっかりと遊ぶという姿勢も大切にしています。

    ── 山本様自身がどういう方なのかという部分も教えていただきたいのですが、これまでのキャリアについてお聞きしてよろしいでしょうか?

    元々私は旅行会社のJTBで、旅行のプランニングをしたり、アメリカやカナダなどのイベント系の旅行の手配を行ったりしていました。その後、コンサル会社に転職してWebマーケティングの戦略設計を中心に中小企業や大手企業の支援を行った後、フリーランスとして10年ほど働きました。

    その間、色々なスタートアップのマーケティング責任者やCMOとして活動してましたが、縁があって去年メンバーズに入社し、新しい事業を立ち上げる役割を担いました。最初の1年間でUXデザインを活用した企業のプロダクト開発を行った後、今年の6月、新しくWeb3カンパニーを立ち上げることになりました。

    なぜWeb3で立ち上げたかというと、先ほども言いましたが成功事例がないという部分が、個人的にはすごい面白いと感じましたし、やりがいがあると思ったからです。

    ──メンバーズに入社してすぐは、R&DやUXデザインに関わってこられたと言うことですが、Web3のR&DやPoCなどにも取り組まれていたのですか?

    そこではWeb3のR&Dついては、まだ具体的な取り組みは行っていませんでした。しかし、メンバーズはWebツールの運用やマーケティングが強みで、その分野の案件が多く来ます。

    そのためUXデザインを行う際には、基本的には社内ツールや新しいサービスのPoCなどを多く手掛けてきたので、そのアセットを活かしながら、Web3でチャレンジをしようと思っていました。

    人間中心設計を重視した本当にユーザーが求めているサービスを提供

    ──メンバーズ様が解決できる課題や他社との違い、強みについて教えてください。

    我々が解決できる課題としては大きく二つあります。まず一つは、企業がサービスを開始したいと思っても、何から始めるべきかがわからないという状況です。これに対して、私たちはUXデザインの観点からサポートを提供します。また、もう一つは企業内に常駐する形で、企業と共に事業を拡大していくという案件です。この文脈では、エンジニアやWeb3に詳しいマーケター、ディレクターなどをアサインします。

    他社との強みとしては、UXデザインでWeb3の事業開発やサービス開発を提供している部分です。

    コンサル会社の中には、ユーザーの声を聞かずに机上の空論でサービスを作ってしまうケースもありますが、我々はユーザーが本当に求めているものを提供することを目指しており、UXデザインの文脈で事業開発を行っています。

    ──メンバーズ様が特にこだわっている部分について教えていただけますか?

    UIとUXは別物であるということを理解していただくことが大前提ですが、私たちはUXという文脈で事業開発を行っており、ユーザーの反応やインサイトを追求します。そのインサイトを言語化し、サービス構築の軸として本当に顧客が求めているものは何か、ユーザーを中心としたサービスを具現化することが重要だと考えています。これを人間中心設計と呼びますが、その認知度はまだまだ低いと感じています。

    サービスをユーザー中心に考えることは、Web3の文脈でも重要なので、私たちはユーザーが本当に求めているものをしっかりとリサーチし、その結果を言語化することで、使われ続けるサービスを作り出すことを目指しています。

    ──顧客体験をより重視した設計とマーケティング要素が重なる部分についての考えが強いということですか?

    部分的にはその認識で合っています。しかし、人間中心設計とは、「人間にとって使いやすいシステムを設計する」ことに重きをおいていて、人間にとって使いやすいコンセプトは何なのか、それを求めている人たちはどんな課題を解決したいのかをひたすら追求していくので、追求していく過程でマーケティングやUIで訴求すべきことが見えてくるというのに近いかもしれません。

    例えば広告やマーケティングでは、数字を突き詰めることで、限界を攻める行為になりますが、その結果として、過激な広告になってしまい、ユーザーの期待値が過度に上がってしまい、使用してみても期待値と結果にズレが生じてしまうため、サービスから離脱してしまい、LTVが上がらないという問題が生じる場合があります。だからこそ、私たちはユーザーが本当に求めているものをひたすら追求し、長期的に使われるサービスを作ることでLTVを上げていくべきだと考えています。

    ──今後の未来像や展望について教えてください。

    まずは、ユースケースを増やし、大企業が継続的に利用するサービスを量産したいと思っています。特にWeb3の業界で、大手企業の成功事例を増やすことが重要だと考えているので、我々の目指すサービスは、ユーザーがWeb3の技術を使っていることを知らずに利用できる、いわばWeb2.5のサービスを量産したいと思っています。

    脱炭素や社会貢献を重視しており、地方創生やSDGsなど、社会問題に対する意識が高い

    ──続いてチームのメンバー構成や募集している職種について聞いてもいいですか?

    我々のチームはUXデザイナー、エンジニア、そしてディレクターから構成されています。UXデザイナーはユーザーエクスペリエンスを設計し、エンジニアはゴリゴリの開発というよりは、APIの繋ぎ込みなどを担当します。主にフルスタックのエンジニアが中心で、Web3に詳しい人たちが多いです。ディレクターはPM(プロジェクトマネージャー)的な役割を果たしています。

    募集している職種についても、同様でUXデザイナーとエンジニア、ディレクターを募集しています。

    ──働き方や雇用形態についても教えてください。

    我々はリモートワークを活用していますが、基本的に週に一度は出社します。しかし、拠点がある札幌、仙台、東京、北九州、福岡以外の地方に住むメンバーはフルリモートで働くこともできます。

    また雇用形態については、主にセキュリティの担保が出来ないため、基本的に業務委託は受けておらず、正社員のみで構成されています。

    ──メンバーズで働く魅力について教えてください。

    メンバーズで働く魅力は大きく分けて四つです。まず一つ目は、ナショナルクライアントの案件が多いので、一つのプロダクトを通じて様々なプロジェクトに携わることができます。これにより自分の知識や経験を広げることができます。

    二つ目は、我々が徹底的に残業を抑制している点です。業界で珍しいかもしれませんが、基本的には残業禁止を掲げています。

    三つ目は、自分が興味を持った分野に気軽に移動できることです。我々には専門カンパニーがたくさんあるので、自分の興味がある分野に移動することができます。

    そして最後に、我々は社員の起業志向をサポートしています。自分がやりたい分野で事業を始めることが可能で、会社からはそのための出資もあります。

    ──社内カルチャー、又は御社が大切にしている考え方についても詳しく教えていただけますか?

    我々のカルチャーとしては、脱炭素や社会貢献を重視しており、地方創生やSDGsなど、社会問題に対する意識が高いです。それに加えて、Vision2030というプロジェクトに取り組んでおり、目標は社会問題に取り組むソーシャルクリエイターを10万人輩出することを掲げています。

    また、なでしこ銘柄という、女性の活躍を推進するための認定を受けているぐらい、育児休暇や産休も取りやすく、女性が働きやすい環境を整えています。

    ──採用の際に求めるポイントやこだわりはありますか?あなたの会社で求められる働き方やカルチャーについて教えていただけますか?

    ある程度、技術スキルを持つ人材は求めていますが、それ以上に大切なのは性格や人間性です。例えばエンジニアに関しては、Webの開発が可能で、JSやGoのような言語を理解していることは勿論ですが、それ以上に大切なのはプロダクト開発を中心にチャレンジ精神と学習意欲があり、UXを重視しつつも保守的すぎず攻めた姿勢を持つことが求められます。

    後は、性格的な話で言うと「素直で明るい人」がいいです。ここで言う明るさとは、自身が積極的にコミュニケーションを取れることを指します。そして、素直な人が重要なのは、私の過去の経験上、素直でない人が成長するところを見たことがないからです。

    ──UXデザイナーについてはいかがですか?

    UXデザイナーについての必須条件としては、実際にUXの実績を見せられる人、つまり、ポートフォリオを持っている人で、歓迎条件としては人間中心設計の資格を持っている人やサービスデザインの領域に関心がある人、学びの意欲が高い人です。逆にUI/UXを専門にやっている人はあまりマッチしないかもしれません。

    ──最後に、読者に向けて一言メッセージをお願いします。

    Web3のプロダクト開発を行う企業や自社サービスを運営している企業は、既存の枠組みに縛られがちです。しかし、我々は使われ続けるサービスを作ることを目指しており、クライアントと一緒にUXリサーチやプロトタイプ作成を通じて、真にユーザーのためになるものを作りたいと考えています。この理念に共感し、同じ志を持つエンジニアやUXデザイナー、ディレクターの方は、ぜひ一度お会いして話し合いましょう。

    ──本日はお忙しい中ありがとうございました!

    ありがとうございました!

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