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    株式会社Veyondへインタビュー!既存の枠組みを超えたVtuberの在り方を

    目次

    バーチャル上での自己表現により、人と人を繋げる

    ――本日はよろしくお願いいたします。

    ――まずは企業概要をお話いただいてもよろしいでしょうか。

    たろぽっぷ+//.taroPoP様(以下、たろぽっぷと表記)「株式会社Veyondは『Go beyond the border between reality and virtuality』、つまりリアルとバーチャルの境界線を超えていくことをミッションとしたアーティスト集団です。」

    たろぽっぷ「主にバーチャル領域において、様々なクリエイティブコンテンツを発信しています。」

    たろぽっぷ「著名IPを手掛けた経験を持つクリエイティブチームと、スタートアップや経営の経験を持つマネジメントチームがタッグを組み、そこに新しい技術を組み合わせてサービスを展開している形です。

    ――この度発表されたバーチャルヒューマン「U脳」や先日デビューされたVTuber3名はいずれも独特な世界観が魅力的に感じます。プロジェクトのコンセプトについて伺ってもよろしいでしょうか?

    たろぽっぷ「我々は脳の働きをコンセプトとして、『UNou』と『SaNou』の二つのプロジェクトを展開しています。具体的には、IP/クリエイティブ事業を担う『UNou』と、『UNou』の知見を活かしたBtoB事業を展開する『SaNou』です。」

    たろぽっぷ「今回の発表は『UNou』領域であり、バーチャルヒューマンとVTuberの両領域で展開しています。

    たろぽっぷ「将来的には『SaNou』領域として、本プロジェクトの知見を活かしてVTuber領域のコンサルティングや立ち上げ支援などを企業様に提供しています。」

    たろぽっぷ「また将来的にはバーチャルヒューマンの知見を活かして、汎用型のバーチャルヒューマンビジネスにも挑戦する予定です。そのために両輪でのプロジェクト展開を行っています。」

    ――今回のようなタレントビジネスに留まらず幅広く事業を展開する未来を見据えられているのですね。

    ――本事業を展開したきっかけについてお伺いしたいです。

    たろぽっぷ「私は幼少期から漫画が大好きで、小学校ではゲーム、そして高校生以降は加えてアニメや映像表現にハマっていました。」

    たろぽっぷ「また学生時代にファッション系のセレクトショップで働いており、中高ではバンドもしていました。所謂サブカルチャーと呼ばれる領域を広く深く触れており、昔からずっとオタクだったんです。」

    ――学生時代より、興味関心がVTuber領域やAI、VR領域などに近かったのですね。社会人となってからはどのような領域に関わられていたのでしょうか?

    たろぽっぷ「福岡県に移住して花業界のスタートアップを立ち上げました。」

    たろぽっぷ「その傍らでエンタメビジネスにも関わっており、海外で行政主導で開催される日本のエンタメ文化系イベントに福岡市代表として関わっていました。」

    ――本事業を展開される以前よりエンタメ領域には関わり続けていたということですね。

    たろぽっぷ「はい。ゲーム業界の新規事業立ち上げなどを含めて、事業支援という形で関わってきました。Veyondの立ち上げ背景には、こうした経験や私の学生時代からの趣味が深く関わっています。

    ――Veyondも含めて、事業全体で意識されていることはありますか?

    たろぽっぷ「前職でもVeyondでも『人との繫がり』を個人的なテーマとして強く意識しています。」

    たろぽっぷ「インターネットが栄え、SNSが普及したことで誰でも気軽に人と繋がることができるようになりました。一方で海外の研究などでは、現在は過去に比べ孤独感を感じる人が増えていると言われています。」

    たろぽっぷ「人と人が繋がりやすくなっているにも関わらず、孤独を感じる人が増えているのです。」

    たろぽっぷ「花業界に携わっていたのは、花を贈ることで素直な想いがよく伝わるからです。花を貰うと、その人の純粋な気持ちが真っ直ぐ届いて、とても嬉しくなりますよね。」

    たろぽっぷ「しかしコロナ禍で物理的な接触が減ったことで、現実世界の花には限界があるとを感じました。」

    たろぽっぷ「今ではコロナ禍も落ち着きましたが、それでも昔に比べると物理的な接触は減っていると思います。現実だけでなく、インターネットの世界においても『人との繫がり』を生み出すことがますます重要になってきたのです。」

    たろぽっぷ「インターネット上で人の温かさを感じてもらうには、インターネットの先にいる誰かの人間らしさ、自分らしさに触れることが重要です。これができれば『人の繫がり』がより豊かになっていくと思います。

    ――その手段の一つが、バーチャルヒューマンやVTuber事業であるということでしょうか。

    たろぽっぷ「はい。一般的なSNSはアイコンとテキストだけで交流をしますが、メタバース上では3Dアバターを用いることでよりリアリティのある形式で交流が可能です。

    たろぽっぷ「それにより生まれるリアリティや身体表現が、所謂人間らしさや自分らしさだと私は考えています。」

    たろぽっぷ「だからこそ、バーチャルアバターやVTuberのように、インターネット上で自分だけの身体を用いて個性を表現する機会を増やし、可能性を拡げていきたい。これが我々の一番の想いです。」

    ―アバターを通した自己表現が「人の繫がり」を生み出すというのは、非常に興味深い考え方です。

    たろぽっぷ「僕は全ての人は天才だと思っているんです。皆絶対に何かしらの自分らしさや個性を持っているはずで、それを表現する方法はいくらでもあると思います。」

    たろぽっぷ「しかしインターネット上では臆病になってしまう人が非常に多い。VTuberやバーチャルアバターは、自分の姿が見えない形で自分らしさを表現できるという点で、こうした現状を変えることができるツールだと思います。」

    たろぽっぷ「バーチャルタレントのプロデュースは、ある意味では我々のメッセージなんです。バーチャル世界における自己表現の可能性を拡げ、そのお手本を世に伝えていく。これが我々に課せられた最大のミッションです。」

    たろぽっぷ「今の時代に孤独感を感じている人たちのために、密な繋がりを作りたい。そのための手段として、インターネット上での自己表現の可能性を拡げる。そのお手本としてバーチャルタレントを増やしていく。そうした軸で事業を展開しています。」

    多様な経験を合わせて、新しいエンタメを作る

    ――Veyondを構成するメンバーの強みについて教えてください。

    たろぽっぷ「まず、クリエイティブチームは日本を代表するキャラクターIPを手掛けた経験があるメンバーや、著名アーティストの楽曲を手掛けたサウンドアーティストなど、実力派のメンバーが揃っています。」

    たろぽっぷ「またマネジメントチームも、私を中心にスタートアップの経験が豊富なメンバーが揃っており、クリエイティブとビジネスの両方に自信があります。」

    たろぽっぷ「そうしたチーム構成に加え、最新技術の技術を駆使することで、より新しいエンタメコンテンツを発信していくことが可能です。」

    ―たろぽっぷ様の所属されるマネジメントチームに関して、具体的にどのような方がいるのかお伺いしたいです。

    たろぽっぷ「例えば私は、大学卒業後に大手企業で経営企画をやっていました。その後、人材コンサルティングなどを経て2018年に最初のスタートアップを起業しました。。そこで創業取締役CFOとして数億円規模の資金調達を成功させています。」

    たろぽっぷ「その後はゲーム業界での新規事業を立ち上げや、人材ビジネスなど携わり、それからVeyondを立ち上げました。」

    たろぽっぷ「CROはスタートアップで働いていた頃の同僚で、スタートアップビジネスに明るく営業力が強い、ファイナンスEXITも経験しているメンバーです。」

    たろぽっぷ「COOはライブ配信系の大手プラットフォームの創業の初期から立ち上げを経験して、各事業の新規立ち上げの責任者の経験を持ちます。ライブ配信ビジネス全般に関して深い知見を持っています。」

    たろぽっぷ「スタートアップ経験とオタクとしてのユーザー目線も持つ私と、スタートアップのビジネスプロフェッショナルであるCRO、そしてエンタメ業界のビジネスプロフェッショナルであるCOOの三人を中核としてマネジメントチームは稼働しています。」

    ――多面的な視点と経験を持つメンバーが揃っており、非常に頼もしく感じます。

    未知の領域に挑むクリエイター、募集中

    ――今後の採用の話があればお聞かせください。

    たろぽっぷ「バーチャル領域に親和性の高いクリエイターさんにはぜひ参画して欲しいと考えています。音楽やアート、イラストなどジャンルは問いません。」

    ―魅力的なクリエイティブを生み出せる人を求めている、という形でしょうか?

    たろぽっぷ「はい。現状の我々では、全てのコンテンツを生み出せるとは思っていません。サウンドアーティストや映像クリエイター、ファッションデザイナー、伝統工芸作家さんなど、多様なクリエイターの力を借りて面白いコンテンツを作っていきたいです。」

    たろぽっぷ「そのために領域に関わらず様々なコラボレーションを勧めていきたい、もしくはそれを一緒に作ってくれるパートナーメンバーを常に探しています。」

    ―コラボレーションというのは、具体的にどのようなことをするのでしょうか?

    たろぽっぷ「我々のプロデュースするバーチャルヒューマン『U脳』や、他のクリエイター同士でのコラボレーションを指しています。」

    たろぽっぷ「例えばU脳は『原宿KAWAII』をテーマとしてコンテンツを発信しているキャラクターです。このような各々の持つクリエイティビティを掛け合わせた新たなコンテンツを発信したいと考えています。」

    たろぽっぷ「そうした新たなコンテンツを作ることを目的としているため、ジャンルを問わない形です。ゲームやファッション、ひいては伝統工芸なども含めて、多様なクリエイターとご一緒したいと考えています。」

    ―クリエイターへの条件として「バーチャル領域に親和性のある」とありますが、こちらは具体的にどういったことを指しているのでしょうか?

    たろぽっぷ「VTuber領域やバーチャルヒューマン領域に対して興味を持っていることが最も重要な要素だと考えています。VTuberやバーチャルヒューマンに詳しい必要はありません」

    たろぽっぷ「詳しくなくても興味があり、クリエイターとして何か面白いことができないかな、と感じている方がいれば、それだけで繋がりたいです。」

    たろぽっぷ「いずれの領域でもクリエイティブをテーマとしているので、VTuberとバーチャルヒューマンの一方だけに関わる、という形でも問題ありません。」

    ――興味関心があり、クリエイティブにおける可能性を感じている。つまり熱意があることが重要ということですね。ありがとうございます。

    誰しもが「自己表現」できる世界へ

    ――読者に向けてメッセージをお願いします。

    たろぽっぷ「今後バーチャル領域では更に自由度が増していくと考えています。」

    たろぽっぷ「現状のVTuber領域の有り方はこれまでの歴史に裏付けられた成功事例の一つであり、まだまだ多くの可能性に満ち溢れた領域だと思います。」 

    たろぽっぷ「要するに、Live2Dアバターやバーチャルアバターを自由に使用してなんでもできる、というのがVTuber領域の完成形であり、配信やビジネスに並ぶ一つの面白さの形だと思います。」

    たろぽっぷ「我々がそれぞれのタレントに強い個性を持たせているのも同様の理由からです。例えばこの度デビューした//.taroPoP(たろぽっぷ)は、Vsingerとして先日コンテンツも出させていただきました。Emera(えめら)であったらロリータファッション、Rubiana*(るびあーな)であったら声優且つマーダーミステリーが好き、というようにそれぞれの個性を持たせています。」

    たろぽっぷ「その領域をいかに突き詰めるか、そしてこのかけ合わせで面白いコンテンツをどれくらい作れるのかを実験的に試していきたいと思っています。」

    ―今後も同様に多様な領域でタレントをプロデュースしていくのでしょうか?

    たろぽっぷ「はい。今後もゲームやファッション、映像領域など多様な領域のクリエイターやVTuberをデビューさせていく予定です。

    たろぽっぷ「アーティストとしてこれまでに無い形でプロデュースしていきたいと考えているので、アートの可能性を模索することに興味がある方は、ぜひ一緒に未来を作っていきたいと考えています。」

    ―ありがとうございます。バーチャルヒューマン領域に関してはいかがでしょうか?

    たろぽっぷ「そうですね。バーチャルヒューマンの最大の魅力は、『フォトリアル』であること以外、何も定義がされていない点だと思います。現実の人間に近い造形である、という点以外は何も定まっていません。」

    たろぽっぷ「だからこそ、我々はU脳をマルチアーティストとしてプロデュースし、最新技術をフル活用しながら新しいコンテンツを多面的に生み出そうとしていいます。」

    たろぽっぷ「U脳が我々のブランドの広告塔となり、音楽やアートを新しい形で生み出し続けたいと思っています。そのあり方はまさに無限大だと思います。」

    たろぽっぷ「既存の枠組みを超えたVTuberを生み出したい、あるいは何も決まってない世界で新しいものを生み出す。どちらも非常に魅力的な領域だと思いますので、面白いと感じた方は一緒に挑戦していきたいです。

    ――ありがとうございます。バーチャル上で活躍するアーティストやクリエイターを増やしていくのですね。

    たろぽっぷ「そうですね。先ほど人は誰しもが天才であると話しましたが、同時にアーティストであるとも考えています。我々がお手本となって、最終的には誰しもが自己表現をしたいと感じられる世界を目指していきたいです。」

    ――本日はありがとうございました。

    Veyond様公式リンク

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