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    TIS、double jump.tokyoへ出資しステーブルコイン決済で協業開始 訪日外国人旅行者のニーズ高く、インバウンド消費の促進に期待

    2025年2月21日、TIS株式会社は、ブロックチェーン技術を活用したアプリケーション開発を手掛けるdouble jump.tokyo株式会社への出資を発表した。両社はステーブルコイン(※)決済支援サービスの提供を目指し、ブロックチェーン技術の社会実装を推進する。

    目次

    TISとdouble jump.tokyo、ステーブルコイン決済で協業開始

    TIS株式会社は、国内決済システム市場で約50%のシェアを持つ企業であり、近年ではブロックチェーン技術を活用した新たな金融サービスの創出にも注力している。
    一方、double jump.tokyo株式会社は2018年に設立され、NFTやWeb3ゲームの開発で知られる企業だ。「My Crypto Heroes」などの人気ゲームを手掛けている他、エンタープライズ向けのWeb3ウォレット展開でも高い実績を持つ。

    今回の出資により、両社は「ステーブルコイン決済支援サービス」を共同で提供することを発表した。具体的には、TISの決済インフラとdouble jump.tokyoのブロックチェーン技術を融合させ、次世代のデジタル通貨決済基盤を構築することを目指している。

    ステーブルコイン市場の成長と今後の展望

    世界的に暗号資産やステーブルコインの利用が進んでおり、2025年度には日本でも本格的な活用が見込まれている
    特に、訪日外国人旅行者数が増加する中で、ステーブルコインの普及が期待されている。訪日外国人旅行者に利便性の高い決済手段を提供し、インバウンド消費を促したい狙いがあるようだ。
    海外からの旅行者が増加する市場動向を背景に、TISとdouble jump.tokyoは効率的で安全な決済環境の整備を目指している。

    関連する法律や規制として、2023年6月に改正資金決済法が施行され、ステーブルコインに対する規制が定められた。改正資金決済法の改正により、デジタルマネー類似型のステーブルコインは「電子決済手段」として定義され、発行者と仲介者の役割分担が明確化された。

    今後の展望としては、TISとdouble jump.tokyoの協業が進展することで、ステーブルコイン決済の普及が加速する可能性がある。市場の成長とともに、両社のサービスが広がることで、より多くの消費者がステーブルコインを利用するようになると思われる。

    また、法規制の整備が進む中で、企業は新たなビジネスチャンスを見出すことが大切となってくるだろう。特に、ステーブルコインを活用した新しい金融サービスを創出することは、日本の決済市場における競争での優位性を高めるポイントとなる可能性がある。ステーブルコイン決済が、日本の経済において重要な役割を果たすようになる未来はそう遠くないのかもしれない。

    ※ステーブルコイン:法定通貨や商品価格などと連動することで、価格が安定するように設計されたデジタル通貨のこと。価格の安定性から、決済手段としての利用が期待されている。

    関連記事:G.U.グループとあおぞら銀行共同のステーブルコインの発行実証実験完了

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