【Web3転職インタビュー】Web3 × コミュニティのプロフェッショナル「THE FIVE」越田代表に新しい時代の働き方について聞いてみた!
株式会社 THE FIVE | 代表 越田 翔さん
「時代を加速させ、明るい未来をつくる」をミッションに、Web3・メタバース事業におけるコミュニティ運営代行を主事業として、2023年1月に株式会社 THE FIVEを設立。会社という形にとらわれない Crypto Build Community(CBC)を中心に、2020年からNFTやGameFiプロジェクトのコミュニティ運営をサポート。Web3で新しい事業をスタートさせる企業様を始め、あらゆる場面で人々の支えになれるように新しい働き方の提案も行い、経済圏の確立を目指す。
「Crypto Build Community(CBC)」ではコミュニティ立ち上げのためのDiscord整備からコミュニティ運営まで、一気通貫したサポートを行うサービスを提供。これまでには、「NFT鳴門美術館」や「ワンダーワールドトイズ(WWT)」の公式NFT」、メタバース・NFTプロジェクトの「AZITO」のDiscordコミュニティなど、国内外様々なWeb3コミュニティの運営をサポート。
また、2023年2月にはNFTを体験できるWeb3イベント「虹FES.」を名古屋で開催。新しいものに触れることでつながりを深める「きっかけ」をつくることをテーマとして、国内のNFTクリエイターやコレクターが参加し多くの注目を集めた。2023年2月にはwagumi株式会社によるNFTプロジェクト「Airbits」の事業譲渡契約を結び、THE FIVEの取締役 edu氏が代表に就任。今後さらに幅広いコミュニティ運営に関する事業展開が期待されている。
「株式会社THE FIVE、wagmi株式会社よりNFTプロジェクト「Airbits」を移譲、新代表就任」のプレスリリースはこちら
「NFTを体験できるWeb3イベントを2月19日(日)に名古屋で開催!」に関するプレスリリースはこちら
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Web3での新規事業を一気通貫してサポート「Web3コミュニティ運営代行サービス」
──まず始めに、THE FIVEが今取り組んでいる事業について教えてください。
主に5つの事業があり、まずコミュニティの運営代行、そしてNFT事業、イベント企画運営、メタバース事業、開発事業という構成の会社となっています。私たちは、2020年から数多くのWeb3コミュニティの運営を行ってきており、それらの経験を活かしてWeb3という新しい領域で事業をスタートする企業様に対して、一気通貫したサポートを行っています。
──Web3を中心に幅広く事業展開されているのですね。その中でも特に力を入れている事業は何でしょうか?
今一番力を入れているのは、コミュニティの運営代行サービスです。基本的には企業様に対してのサービスとなっており、具体的にはコミュニティをつくるためのDiscordの構築、botの設定、チャンネル設定のコンサルティング、NFTのミントサイトの構築などを行っています。さらに必要に応じて、NFTアート作品の制作も可能となっています。
また、コミュニティでNFTを発行する場合は、なぜNFTを活用するのかというところも必要になリますので、その辺りのサポートもしっかり行っています。
──Web3に初めて参入する企業様であっても、Discordでコミュニティをつくりたい場合は0からサポートしてもらえるということですね。実際にこれまでどのようなコミュニティの運営代行をされてきたのでしょうか?
これまでの実績として1番分かりやすいのは、ワンダーワールドトイズ(WWT)の公式NFTのコミュニティ「NFT MUSEUM MEMBERS」の運営です。「NFT MUSEUM MEMBERS」では、AIアーティストの窪田望さんが作成したNFTアート作品を一万枚販売し、全て完売しました。
他には、「AZITO」というメタバース・NFTプロジェクトのコミュニティや、株式会社アーリーワークス様の「I’m still here with you」のNFTプロジェクトや、CyberZ 様、META CAMELOT様の事業に関わっています。
※「NFT MUSEUM MEMBERS」:ワンダーワールドトイズ(WWT)の公式NFTのコミュニティ
”好きなことが仕事に” 仮想通貨を始めNFTやGameFiなど、趣味で培った幅広いWeb3経験が今の仕事に
──次に、会社設立や事業背景についてお聞きしていきたいと思います。今の事業を始められる前は、前職でWeb3に関する仕事をされていたのでしょうか?
今のWeb3での仕事は、過去の仕事とはほとんど関係がないのですが、元々みんなで何かを一緒にやるということが好きで、以前マリンスポーツの会社で働いていたときにはイベントや野外フェスなどの運営を行っていました。
そこではイベントを盛り上げたり、売り上げを上げるためにはどうしたら良いかという会社の運営や経営に関することもやっていましたので、そういった経験が今のコミュニティ運営の事業に繋がってます。
──リアルでのイベント運営のご経験があるのですね。そうした中で「Web3」に興味を持ったきっかけは何だったのでしょうか?
Web3に足を踏み入れる前はFX投資をしており、朝9時から夜中12時までずっとパソコンを見ている生活が2年ほど続いていました。それで食べていけるくらいの普通に生活できるくらい稼ぐことができていましたが、このままでは駄目だと思っていた時に、仮想通貨をにも興味を持ち、仮想通貨のトレードをしたり、NFTなどのクリプト系に触れるようになりました。
このように幅広くWeb3領域に関わってきたため、NFTだけに特化して知識を持っているというわけではなく、Web3に関しては幅広い知識を持っています。そうした中で、NFTやコミュニティの運営に興味を持ち、今の事業を行っているという経緯です。
──NFTだけでなく、クリプト関連の幅広いご経験を経て、様々なWeb3事業に取り組まれているのですね。今、主軸の事業として「コミュニティ運営代行」のサービスに力を入れているということですが、何かきっかけがあったのでしょうか?
1番のきっかけはゲームですね。ソーシャルゲームで「大三国志」というゲームがあるのですが、そのゲームでは同盟みたいなものがあり50人から最大で200名までの同盟を組んでプレイします。
そして、そこでは200名に対してオープンチャットを作ったり、Discordでコミュニティを作ったり、Lobiというゲーム掲示板で、何時何分に〜を攻めましょうとか、〜と今商談中ですとか、そのようなコミュニケーションをずっとやっていました。その時は200名のコミュニティをずっと1人で回しており、役職もつけられて、メンバーと一緒にミーティングして今後の方針を決めたりしていました。
このように、今のコミュニティ運営の事業は、本当にこのゲームで培ってきたことを活かしてやっているという感じで似ているんですよね。
──「コミュニティ運営代行サービス」のきっかけがゲームという趣味の延長線上にあったことに驚きました。Web3ではそのように「好きなことが仕事にできる」という点はとても素敵ですね。
ファンコミュニティから生まれる新しい経済圏の確立「トークン活用」
──コミュニティの運営代行などの事業を通じて、THE FIVEは今後どのような社会を目指していきたいとお考えでしょうか?
私達がトップに掲げていることは、「時代を加速させ、未来を創る」ということです。そして、「新しいデジタルビジネスを作り、未来に繋げること」がミッションだと思っております。あらゆる場面で人々の支えになれるような新しい働き方の提案を行い、経済圏を確立していきたいと考えています。そして、楽しいことをする「ワクワク」を体験しながら、挑戦できる環境を作っていきたいです。
Web2とWeb3のコミュニティの1番大きな違いは、新しい経済圏をつくれることだと考えています。しかし日本ではまだまだ課題も多く、新しい経済圏は、コミュニティ運営側だけで作るものではなく、ファンの中から生まれるものだと思っています。そのためには、Web3でのコミュニティに必要なしくみや環境を我々が作らないといけないと考えています。
──Web3で新しい経済圏をつくるためには、どのようなことが必要だと考えていますでしょうか?
THE FIVEでは、コミュニティの活性化のために、DAOツールの開発を行っています。トークンを発行し、実働に応じてポイントみたいな形で付与されるしくみを考えており、イメージはApeCoinのような感じです。
しかし日本ではまだ法律面などで規制が厳しいので、今後2年以内くらいには海外に本社を移し、トークンの発行までを行なっていきたいと考えています。そのトークンをフィアットに換えられるところがWeb3の最大の面白さだと思っており、逆にそれがないと面白みが出てこないと感じています。今後はトークンを活用し、コミュニティ内で新しい経済圏を確立できるようなサポートをしていきたいです。
会社という形にとらわれないWeb3時代の新しい働き方「Freedom to work」を目指す
──社内でのメンバーの働き方や、会社の組織体制において大切にされていることや特徴的なところはありますでしょうか?
THE FIVEでは、リモートワークかつ時間に縛られない働き方で皆活動しています。また、各々のメンバーは個人としての実績が多いところも大きな魅力です。もちろん会社としての組織的な活動もありますが、会社という形にとらわれず、メンバーが1プレイヤーとして輝ける場所をつくり、新しい働き方ができる手助けをしたいと考えています。
──会社にとらわれない新しい働き方とは具体的にどのような感じでしょうか?
会社とは別に、メンバーのためのDiscordコミュニティをつくっています。これは「Crypto Build Community(CBC)」というコミュニティで、主にここのメンバーがコミュニティ運営サポートを行うチームとなっています。
それぞれのメンバーが担当のコミュニティを運営しており、良かった取り組みや反省点などをこのコミュニティ内で共有し、それをみんなで分析しながら実施しています。会社という括りではなく、コミュニティとしてメンバーの皆さんのお仕事の手伝いをしているという感じですね。
会社は、イベントなどを行うときに場所を借りたり、社会的に信用を得るためのものであり、Web3では会社という形に縛られる必要はないと思っています。そのため基本的には、CBCのコミュニティがメインで動いているという体制となっています。
株式会社THE FIVE 代表 越田さんからのメッセージ
──最後に、読者へのメッセージをお願いします!
Web3にこれから参入しようとお考えの企業のご担当者様は、どうしようと悩んでいるのではなく、まずはご連絡をいただければ嬉しいです。また、Web3では、少ない経費で海外のコミュニティにもリーチできることも大きな強みだと思っておりますので、Web3に興味のある方はお気軽にご相談ください!
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