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    シタデル・セキュリティーズ、暗号資産市場への本格参入か

    2025年2月24日にBloombergが報じたところによると、世界最大級のマーケットメーカーであるシタデル・セキュリティーズが、暗号資産市場へのさらなる関与を計画していることが明らかになった。海外を拠点とする同社の動向は、日本を含む国際的な投資家にも影響を与えそうだ。

    目次

    世界最大級マーケットメーカーの背景と暗号資産市場の現状

    シタデル・セキュリティーズは2002年に設立され、株式やオプションを中心に多くの市場で流動性を提供してきた企業だ。世界有数のマーケットメーカー(※)として多大な影響力を誇り、金融業界では重要な存在になっている。
    そんな同社が今回、暗号資産市場への本格的な進出を検討していると報じられた。

    暗号資産市場は、CoinbaseやBinanceといった海外を代表する取引所が日々多額の取引を処理している。DeFiやNFTなどの新たなトレンドも後押しとなり、市場参加者は一段と多様化する傾向にある。

    これらの要因を背景に、シタデル・セキュリティーズが主要取引所に流動性を提供すれば、取引コストの低減や価格の安定につながる可能性が高い。加えて、大口の機関投資家を惹きつける要素にもなり得るため、さらなる投資拡大が見込まれる。

    規制方針の変化と日本市場での拠点拡大がもたらす影響

    シタデル・セキュリティーズは過去に機関投資家向けの暗号資産取引所EDX Marketsの立ち上げに関与していたが、当時は暗号資産自体のマーケットメークには慎重だったとされる。しかし、トランプ大統領が暗号資産規制に関する方針を変更したことで、市場の透明性と税制面における待遇が緩和される見通しとなり、新たなビジネスチャンスが広がったようだ。

    さらに、シタデルは2022年8月に日本拠点を開設し、米国債券の取引を開始している。これには海外事業拡大という狙いが含まれており、暗号資産分野への参入もグローバル戦略の一環だと考えられる。

    世界規模のマーケットメーカーによる暗号資産市場の強化が進むことで、投資家や関連企業にとって新しい取引機会が増えるのではないだろうか。

    ※マーケットメーカー:証券や暗号資産などの金融商品について「売り手」と「買い手」の間に入り、常に取引可能な状態を維持する役割を担う企業や個人のこと。流動性が向上すると、取引価格の安定やスプレッド(売買差)の縮小などのメリットが生じやすくなる。

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