【Web3転職インタビュー】ゲームのように誰もが楽しめるWeb3社会を実装する「株式会社Settler」でプロダクトマネージャーとして働きたい人募集!
株式会社Settler | 代表 脇本 佑磨さん
2014年にMt.Gox事件をきっかけにビットコインを知り、暗号資産の世界へ入る。株式投資やFXに興味があり、仮想通貨トレードやDeFiなどもかなり早い時期から触り始める。そうした暗号資産に触れる中で、ポートフォリオ管理の効率化の必要性を感じ、2022年1月、株式会社Settlerを設立。株式投資歴20年、暗号資産トレード歴8年。これまでのキャリアはエンジニア歴 組込系5年、Web系10年。趣味はポーカーやボードゲーム。
株式会社Settlerについて
「シミュレーションゲームのように、お金を把握できる社会を実現する」をミッションとして、暗号資産を用いて世の中のお金の流れを楽しく、簡単に管理できるソリューションを社会に提供。2022年8月、取引所やブロックチェーン上にある各暗号資産の数量、日本円建ての金額、ポートフォリオに占める割合など を一括で把握できるサービス「Settlerポートフォリオ」をリリース(「株式会社Settler、NFT/暗号資産の損益計算サービスのモニター参加者募集開始」)
翌年5月にはNFTにも対応し、サービスが機能を拡張。さらに、2023年6月、「Settlerポートフォリオ」と連携した形で、暗号資産の損益計算が自動でできるサービス「Settler会計」のクローズドβの提供を開始。
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「シミュレーションゲーム」のように、暗号資産の管理を皆が簡単にできる社会にしたい
──まず始めに、Settlerが今取り組んでいる事業の概要について教えてください。
株式会社Settlerでは、暗号資産のポートフォリオ管理サービス「Settlerポートフォリオ」を提供しています。ちょうど先日、「Settlerポートフォリオ」と連携した形で、暗号資産の損益計算サービス「Settler会計」をクローズドβでリリースしました。
Settlerポートフォリオは、取引所やブロックチェーン上にある各暗号資産の数量や、日本円建てでの金額、さらにポートフォリオに占める割合を一括して簡単に把握できるサービスとなっています。
また、Settler会計は、NFTの損益計算に特に力を入れたサービスとなっており、NFTのコレクティブを売買されている方や、ブロックチェーンゲームをプレイされている方向けの機能やサポートが充実しています。
Settler会計について
プレスリリース「株式会社Settler、NFT/暗号資産の損益計算サービスのモニター参加者募集開始」
「Settler会計」の特徴
・OpenSea上でのNFT取引を自動解析し、損益に反映。
・NFTを自動識別し、帳簿上で画像やコレクション名を表示。
・Settlerポートフォリオと連携し、実際の暗号資産や、NFTの数量と帳簿上の数量を比較可能。
・計算結果は、freeeにインポートできる仕訳データとしてエクスポート可能。
・取引所での取引は、取引所が出力する取引履歴データにて、ブロックチェーン上の取引はSettlerカスタムファイルを用意することで損益計算する。
──仮想通貨やNFTのトレードをする方にとっては、とても魅力的なサービスですね。次に事業背景についてもお聞きしたいのですが、なぜ暗号資産のポートフォリオ管理や会計に着目されているのでしょうか?
私は仮想通貨のトレードやDeFiなどをずっとしていたのですが、ポートフォリオの管理や損益計算が本当に大変だと感じていました。その辺りをもっと簡単にできる世の中にしたいという思いから、この事業会社を立ち上げることにしました。
また、暗号資産はITとの親和性が高く、非常に大きな可能性を備えてる暗号資産ですが、現状ではまだまだ会計的に、その可能性を活かしきれていない点に課題を感じています。
そこで私たちは「シミュレーションゲーム」のように、自動的に資産の動きや資産状況を把握できるようにすることを目指しており、皆様がより楽しく資産運用や商取引ができるような世の中にしたいと考えております。
──今の事業に取り組む前は、脇本さんはこれまでどのようなキャリア経験をされてきたのでしょうか?
私は、新卒でいわゆる組み込み系と呼ばれるソフトエンジニアの世界に入りました。そこでは5年くらい勤めた後、これからはWebの時代だと思い、GMOペパボというWeb系の会社に入りました。そこでエンジニアとして働く中で、2014年くらいにビットコインの存在を知りました。
それからある時、当時GMOのグループ会社の社長でもあり、ビットバンクの社長をされていた方とお会いする機会がありました。その際にビットバンクにお誘いいただき、それをきっかけに入社することになりました。そこでは、エンジニアとして、インフラやデータ解析、データ基盤などに関する仕事を色々経験し、そして今に至るという感じですね。
──エンジニアとしてご活躍されてきたのですね。今後の事業展開として、Settlerが目指されていることはどんなところでしょうか?
Web3の世界で一番で魅力的に感じていることは、APIなどにより、データやプロトコルなどがオープンになっており、誰でもそこに乗っかれる、誰でも使えるという世界が魅力的だと思っています。
そういう世界がどんどん広まれば、もっといろいろ楽になると思うんですね。例えばマイナンバーカードはすごい便利だと思っており、医療費などのデータを自動的に持ってきてくれて、確定申告にも使えるというような、そのような仕組みが他にもいろんなところに応用できると思っています。
今のマイナンバーカードは、官の世界の話ですが、産業界や日常の至る所ですごく便利になると考えてます。その中でも特にお金の流れに関しては、特にそうなって欲しいと思っております。それがまさにここで言いたいことであり、自動的に帳簿に記録されるような便利なサービスの開発に取り組んでいきたいと思っています。
Web3の理念として、非中央集権などが掲げられていると思いますが、そこはあまり重要視しておらず、必ずしも中央集権が必要ではないと思っています。始めはビットコインのそういうところに惹かれて暗号資産の世界に入りましたが、現時点においては、オープンになっており、便利であることが重要だと考えています。
ボードゲームが好きなメンバーと、ゲームで勝つための思考法を応用して行動
──Settlerの組織体制やチームメンバーは、どのような感じになっているのでしょうか?
チームメンバーの人数は、私やフルタイムメンバー、業務委託などを含め、全員で9名います。内訳は、まず代表の私と、フルタイムのエンジニアが2名います。さらに、好きなときにフレキシブルに働くライターが2名おり、週1の業務委託のデザイナーが1名、経理が1名、スポットの業務委託のエンジニアが1名いらっしゃいます。
あともう1人最近入られた方ですが、動けるときに入ってくださる業務委託の方がおり、カスタマーサポートやカスタマーサクセス、マーケティング、コミュニティマネジメントなどを担当いただいております。
フルタイムメンバーの一人は、ビットバンク時代の同僚で、元々よく知っている方ですね。もう一人の方は、ビットコインなどのクリプト系が好きな方ですね。
──社内カルチャーについてお聞きしたいのですが、社内で大切にされている考え方などはありますか?
毎月締め会という会をしています。その日は17時でみんな仕事を終え、ボードゲームなどのゲームをみんなで楽しむというカルチャーがあります。ただ、これを聞くとゲーム系の会社と思われてしまうかもしれませんが、それとは少し違っています。
我々のミッションでも「シミュレーションゲームのように」と掲げていますが、メンバーが行動する際には、ゲームにおける思考法を仕事において応用しています。例えば、ポーカーに「オッズ※」という考え方があるのですが、この概念を応用し、確率的に勝率はどのくらいあるか、という思考法を軸に行動することを意識しています。
※「オッズ」とは確率のことで、勝率的に割に合うことをオッズが合う、オッズがいいと表現します。このオッズという概念を覚えると、確率に基づく正しい判断ができるようになります。
【プロダクトマネージャー募集!】マーケティング施策からプロダクト開発まで手伝っていただける方を募集しています!
──今募集されているポジションがあれば教えていただけますでしょうか?
現在、プロダクトマネージャーを募集しています。業務内容は、大まかなところで言えば、「ブロックチェーンゲームの領域」と、「損益計算の領域」の二つに取り組んでいます。
そのためプロダクトマネージャーの方には、それぞれのマーケティング施策などを僕と一緒に考えていただいたり、ユーザーからのフィードバックなどを見ながら、どうプロダクトを良くしていくかといったことを考えていただくことがメインタスクになります。
──プロダクトマネージャーとして、求めるスキルセットや必須条件などは何かありますでしょうか?
求めるスキルとしては、プロダクトマネージャーの経験が3年以上ある方がいいと思っています。その他については、週二以上で動いていただける方がいいですね。
また、必須条件としては、Settler会計のサービスのしくみをちゃんと理解した上で、一緒に色々考えて動いていただける方を求めています。特にこのサービスは、プラットフォームの仕組み自体も難しく、そもそも暗号資産の損益計算や、損益計算におけるルールも本当に複雑になっています。
さらに、ブロックチェーン上のデータの仕組みなど難しいポイントがたくさんありますので、それらをしっかり理解するためのモチベーションが高い方にぜひ来ていただきたいと思っています。
株式会社Settlerの代表脇本さんから読者へのメッセージ
──最後に読者の方へのメッセージをお願いします!
私たちの事業に少しでも興味を持っていただいた方はご連絡お待ちしております。ボードゲームが好きな方はぜひ一緒にやりましょう!
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