SCSK、ノーコード開発サービス「CELF」に生成AI機能を導入 業務効率化を推進

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2025年3月13日、SCSK株式会社は、ノーコード開発サービス「CELF」に生成AI機能を組み込み、ユーザーの業務効率化と自動化を強化することを発表した。生成AI機能は「Microsoft AI Co-Innovation Lab」の支援を受けて開発され、2025年3月末にβ版が提供される予定だという。

目次

新機能の詳細と実証実験の概要

CELFは、Excelに似た操作性を持つノーコード開発ツール(※1)で、非エンジニアでも容易に業務アプリケーションを作成できる特徴を持つ。

今回の生成AI機能の導入により、従来の業務プロセスの自動化がさらに進むとともに、複雑な判断が伴う業務もAIが対応できるとのことだ。

また、「Azure Cosmos DB」のベクトル検索機能(※2)を活用することで、非構造化データの検索精度が向上し、ユーザーはより柔軟で意味のある検索結果を得ることができるという。

SCSKは、2025年3月末に生成AI機能のβ版を提供開始し、実証実験に協力する企業を募集している。β版での実証実験を通じて、業務改善の可能性を検証し、具体的なユースケースを創出する狙いがあるようだ。

生成AI機能の正式版は2025年6月中旬にリリース予定で、さらに「業務特化型エージェントサービス」の計画も発表されている。
業務特化型エージェントサービスでは、営業事務などの特定業務において、AIが自律的に判断し、業務を遂行することが可能となる見通しである。

※1)ノーコード開発ツール
プログラミングの知識がなくても、視覚的な操作でアプリケーションを開発できるツールのこと。

※2)ベクトル検索
データを数値ベクトルとして表現し、その類似性を計算することで、高精度な検索を可能にする手法。

メリット・デメリットと今後の展望

CELFに生成AI機能が導入されることには、いくつかのメリットとデメリットが存在する。

まず、メリットとしては、業務プロセスの自動化が進むことで、業務担当者がより戦略的な業務に集中できる環境が整う点が挙げられる。

特に、非エンジニアでも容易にアプリケーションを作成できるノーコード開発ツールの特性を活かし、業務の効率化が図れることは大きな利点だと言えるだろう。

さらに、企業にとっては、人材不足や人件費高騰といった経営課題への新たな解決策を見出すことが期待できる。

一方で、デメリットとしては、生成AI機能の導入により、業務の自動化が進むことで、一部の職種においては人員削減の懸念が生じる可能性がある。

また、AIによる判断が必ずしも正確であるとは限らず、誤った判断が業務に悪影響を及ぼすリスクも無視できない。

ノーコード開発ツールの普及に伴い、セキュリティやデータ管理の課題も浮上することが予想される。

今後は、実証実験を通じて具体的な課題を検証し、リスクを最小限に抑える対策を進めていくことが必要になるだろう。SCSKがどのように実証実験を進めていくのか、今後の展開に注目が集まる。

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