【株式会社Recept】中瀬代表へインタビュー!DID/VC技術で次世代の本人確認ソリューションの基盤を構築する!

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今回、Web3技術であるDID/VC技術を活用した本人確認ソリューションである「proovy.Me」を提供する株式会社Receptの代表である中瀬 将健様へインタビューを行いました。

新たな本人確認の基盤を構築する背景や「proovy.Me」の詳細、今後の展望についてお伺いしました。

https://proovy.recept.earth/lp

目次

株式会社Recept 代表 中瀬 将健様

横浜国立大学 海洋系学科卒新卒。シンプレクス・ホールディングス株式会社に入社しフルスタックエンジニアとして新規事業システム開発に従事。株式会社Receptを創業・代表に就任。

現在、Web3技術であるDID/VC技術を活用した本人確認ソリューションである「proovy.Me」を提供。

※DID/VC:DIDはDecentralized Identifier(分散型識別子)と呼ばれ、ユーザーが中央機関に依存せずに自分のデジタルアイデンティティを管理する技術です。VCはVerifiable Credential(検証可能な資格情報)と呼ばれ、特定の資格や属性をデジタル形式で証明し、その真偽を第三者が簡単に検証できる技術です。

株式会社ReceptがDID/VC技術で変える本人確認の未来

ーー自己紹介および事業概要をお伺いしてもよろしいでしょうか。

中瀬「DID/VCというWeb3の技術に特化した事業を行っている株式会社Receptの代表の中瀬と申します。事業内容は大きく2つあり、1つがDID/VC技術を活用した本人確認ソリューションであるproovy.Meです。今までソーシャルログインなどのID連携の仕組みはありましたが、インターネットの仕組み上そこに信用の情報を載せることができませんでした。そこで、proovy.MeではDID/VC技術を活用しログイン情報と本人確認による信用を付加します。」

ーーありがとうございます。もう1つのサービスについてもお聞かせください。

中瀬「2つ目は、その本人確認ソリューションのバックエンドロジックを誰でも使えるように切り出していることです。現在、世の中にはDID/VCコンソーシアムなどがありますが、DID/VCの基盤を最新情報にキャッチアップし保守運用するのは大変です。そこで、私たちが持っている技術や開発していく中で出来上がる技術をオープンにし、実証実験の基盤やシステム本稼動時に使うことのできる技術基盤を提供しています。」

ーーDID/VCを中心に事業を展開されていますが、創業のきっかけやミッションについて教えてください。

中瀬「会社のビジョンは「歴史を変える会社になる」というものです。私たちが何かを起こしたことで社会が変わったと思われる会社にしたいという思いがあります。共同創業者が元々株式会社セブン銀行でWeb3のプロジェクトを担当しており、DID/VCという技術に出会いました。この技術には黎明期のAIと同様の可能性を感じ、歴史の転換点に身を置けると確信し、この領域で事業を始めました。」

ーー課題解決や具体的なユースケースについてもお聞かせください。

中瀬「インターネットやAIの普及で、シェアリングサービスやSNSなどで本人確認の必要性が増加しています。しかし、ekycと言われる本人確認のデジタルソリューションは高コストです。さらにユーザー視点でも、その煩雑な手続きはUXの低下につながります。DID/VC技術を使えばコストを削減し、煩雑な手続きが原因でサービス利用を辞めるユーザーを減らすことができると考えています。1度の本人確認情報を複数のサービスで利用でき、ユーザーにとっても大きなメリットがあります。」

DID/VC技術導入の最前線

ーー実際に今日本でDID/VCがどのように使われ、どのような取り組みがされているのか、具体的な事例や競合について教えてください。

中瀬「例えば国家プロジェクトとしては、Trusted Webやコロナワクチン接種証明書など、インターネット上の情報の信頼性向上を目的とした実証実験が行われています。一方、私たちは、既存の経済圏や事業に合わせたDID/VCソリューションの提供に注力しています。proovy.Meというサービスを通じて、様々な業界のサービスへのDID/VC技術を導入しています」

ーー今後の展望やビジョンについても教えてください。

中瀬「私たちはDID/VCの技術に着目し、実績や事例を創り出すことに注力しています。現在、proovy.MeのSDKも提供し実績を積み上げています。将来的にはDID/VCの技術がより多くの場面で必要になると確信しており、その時には私たちが確固たるポジションを確立できるようにしたいと考えています。」

ーー事業に取り組むメンバーについて教えてください。

中瀬「コアメンバーは私と大島の2人です。私は元々エンジニアで、新規事業の開発に携わってきました。大島は株式会社セブン銀行でNFT関連の事業を立ち上げた経験があります。特に適材適所の考え方を重視しており、お互いの得意分野を活かして事業を進めています。」

ーー大事にされている社内カルチャーやルールなどはございますでしょうか。

中瀬「はい、1つは適材適所です。1人1人の強みに合わせて業務を行う方針にしており、一番輝くことができる場所で輝ける人員配置を意識しています。もう1つが、ワークアズライフです。人生の中で仕事の時間を占める時間はとても多いと考えています。そのため、自分の仕事を楽しく取り組めることが一番良いと考えています。」

新たな本人確認基盤を構築する仲間を募集中

ーー現在募集されているポジションはございますでしょうか。

中瀬「エンジニアと事業開発を募集しています。事業開発のポジションに関して、DID/VCへの興味興味がある上で、インフラの営業の経験があり未成熟な領域かつ柔軟にジェネラリストのように対応できる方が合うと思います。COOの大島は新規事業立ち上げなどの経験もあるので、その下で学べることも多いと思います。また、営業経験やマーケティングは今後注力していきたいところでもあるので、そこに強みがある方はぜひお声がけいただきたいです。」

ーーエンジニアのポジションについてはいかがでしょうか。

中瀬「エンジニアのポジションに関して、適応性が必要だと考えています。コードを書いていく実装部分に加えて、要件定義などの設計や開発チームの組織化など広く事業立ち上げのための対応が求められます。事業開発及びエンジニア双方に共通して言えることですが、弊社はスタートアップなので不確実性の高い環境で働く覚悟があればとても嬉しいです。」

ーー働き方としては正社員の他、業務委託などもあるのでしょうか。

中瀬「はい、そうですね。カルチャーとのマッチなどもあるため、いきなり正社員での採用というよりは、初めは業務委託などの関わり方の方がいいかと思っています。」

DID/VC技術でビジネスに高付加価値を

ーーDID/VCに興味のある企業様へメッセージをお願いします。

中瀬「シェアリングサービスなどの事業を行なっており、ekycソリューションのコストに課題を感じている企業様はぜひお声がけいただきたいです。また、DID/VCの技術自体を研究したい、触ってみたい企業様はぜひ一度お話させて頂ければと思います。」

ーー最後に読者へのメッセージをお願いします。

中瀬「DID/VCという技術に関して、インターネットの歴史を変えることのできる可能性がある技術だと思ってます。この技術の動向を見続けること自体面白いと思いますし、私たちが今後どのような実績を積み上げていくかにはぜひご注目いただけると嬉しいです。」

関連リンク

▼株式会社Recept
https://recept.earth/

▼proovy.Me プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000139472.html

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