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PFU、AI-OCRソフト「DynaEye」最新版を提供開始 生成AI連携で帳票処理の精度と効率向上へ

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2025年5月20日、PFUはAI-OCRソフト「DynaEye 11」の最新版「L50」の提供を開始すると発表した。
帳票読み取りの精度向上に加え、生成AIとの連携オプションも導入し、データ入力業務の大幅な効率化を図る。

目次

生成AIと連携しOCR精度が大幅に向上

PFUが発表したAI-OCR(※)ソフト「DynaEye 11」の最新版「L50」では、AIエンジンの学習によって読み取り精度を大きく向上させた。かすれた文字や薄い印字、特殊フォントが使われた帳票においても、高い精度でのデータ化が可能になった。

具体的には、罫線との接触がある記入欄やFAX注文書など、従来読み取りが困難だった書類でも正確に文字を認識し、データベース化できるようになっている。これにより、伝票や請求書など紙媒体を扱う業務の約7割の効率化が見込まれている。

さらに、準定型帳票を対象とした「エントリーアプリケーション」には、新たに生成AIとのクラウド連携オプションを追加。OCRで読み取ったデータをPFUのクラウド環境に送信し、生成AIが再解析を行うことで、読み取り精度を補完・強化する仕組みだ。
PFUは、ユーザーデータが生成AIの学習に使われることはないと明言している。

そのほか、出力データの変換機能も強化されており、連携先の業務システムに最適化された形式での出力が可能となった。これにより、手動での変換や加工作業の手間も大幅に削減される。

※AI-OCR:人工知能を活用して手書きや印刷された文字を画像から読み取る技術。従来のOCRに比べ、より高度な認識精度を実現する。

企業のデジタル化加速も、クラウド依存に注意が必要

PFUによるAI-OCRの高度化と生成AI連携は、国内企業にとって帳票処理の自動化・効率化を加速させる大きな推進力となる。
紙書類のデジタル化は、業務の迅速化やコスト削減に直結するため、導入効果は高いと評価されている。

特に、FAXや手書きの注文書が依然として多く利用される製造・流通業界では、OCR精度の向上は現場の負担軽減に直結する。生成AIの導入により、人の目で行っていた確認作業も自動化されつつあり、人為的ミスの削減も期待される。

一方で、クラウド上で生成AIを用いて処理を行う仕組みは、セキュリティポリシーが厳しい業種においては導入に慎重な判断が求められる。とりわけ顧客情報や取引データを扱う場合、クラウド依存による情報漏洩リスクをどう回避するかが課題となるだろう。

また、今回の生成AI連携オプションは年間処理量に応じたライセンス制が採用されており、コスト面での検討も必要だ。処理量上限6000ページのライセンスが年額8万4000円、1万5000ページまでのライセンスが年額21万円とされ、規模に応じた導入計画が求められる。

今後は、AI-OCRと生成AIを組み合わせたソリューションが、帳票処理にとどまらず、契約書や申請書などさまざまな業務文書に広がる可能性がある。
業務効率とセキュリティの両立が、次なる普及のカギとなるだろう。

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