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    OpenAI、ChatGPTの「Deep Research」に整形済みPDF出力機能を追加 画像・表・出典付きの報告書を容易に共有可能に

    日本時間の2025年5月13日、米OpenAIはChatGPTの「Deep Research」にPDF出力機能を導入したと、X(旧Twitter)上で発表した。
    このアップデートにより、表や画像、リンク付き引用・出典を含むレポートを、整形されたPDF形式でエクスポートできるようになった。

    目次

    レポートをPDFで出力できるように

    OpenAIが導入した新機能は、「Deep Research」で生成した文章を、図表や画像を組み込んだ整形済みのPDFとしてダウンロードできるというものだ。

    OpenAI社が公表したポストでは、「ベルリンとヴィエナのアール・ヌーヴォー」についてのレポートがPDFで出力されている様子が確認できる。
    字の大きさや余白が整えられ、写真なども適切なものが選択してあり、適切にレイアウトされている様子がうかがえる。

    利用方法はシンプルで、共有アイコンから「PDFとしてダウンロード」を選ぶだけで完了する。

    Deep Research機能は、もともと専門家やコンサルタントのような専門的で詳細なレポートが出力できることで好評だったが、今回のPDF機能により、よりレポートとしての体裁が整ったものを簡単にダウンロードできるようになった形だ。

    対象となるのは、ChatGPTのPlus、Team、Proプランの利用者で、Enterpriseおよび教育機関向け(Edu)のユーザーにも順次展開される予定だ。

    情報整理の効率化に加え、出典付きの文書として外部共有が可能になる点が、学術的用途や社内報告において実用的となる見込みだ。

    AIドキュメントの可能性

    今回のアップデートによって、生成AIによるアウトプットを「そのまま使える形」にまで昇華させることが可能になった。

    AIを用いて思考を整理し、その成果を即座に第三者と共有できるフローが確立されたことで、業務効率のさらなる向上が期待できる。
    たとえば、リサーチにかかわる専門職などでは、論点整理と成果発信の一貫性を保ったままPDF形式での配布が可能となり、査読前の内部共有やプレゼン資料作成に応用できるだろう。

    一方で、視覚情報の正確性やレイアウト崩れの有無など、運用上の課題が完全に解消されたわけではなく、目視での確認が必要な点は変わらない。
    また、無料ユーザーには現時点では公開されていないため、その展開については注視が必要となる。

    今回のアップデートからは、OpenAI社のより実用的なツールを目指す姿勢がうかがえる。
    生成AIによるドキュメント作成が「プロセスの一部」から「完成物のアウトプット」へと進化しつつある流れの一環と見ることができるだろう。

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