Metaverse(メタバース)
メタバースとは、ユーザーがアバターを通じて参加できる仮想現実の世界の名称です。
第二世代のインターネットとしても言及されており、現実世界と同等の社会的・経済的・政治的な活動が行われます。
VR/AR、ブロックチェーン、IoTなどの技術が融合して実現されると言われていて、SNSやオンラインゲームとは異なる、よりリアルな社会体験ができると期待されています。
メタバースの歴史
1990年〜2000年代
メタバースの概念は、1992年にNeal Stephenson氏の小説「Snow Crash」で初めてその概念が提唱しました。
その後、1995年には「Second Life」が登場し、ユーザーがアバターを作成して仮想空間で交流することが可能になりました。
2003年には、「Second Life」内で使われる仮想通貨「Linden Dollars」が登場し、仮想商品やサービスの売買が可能になりました。
2010年〜2020年代
2014年には、Facebookが仮想現実のハード/ソフトウェアの開発会社「Oculus VR」を買収しました。
2017年には、ブロックチェーン技術を活用したゲーム「CryptoKitties」が登場しました。
そして、2020年代に入り、COVID-19の影響でリモートワークやリモートイベントが増え、メタバースに対する注目が一気に高まりました。
2021年には、Facebookがメタバースに力を入れると発表したことをきっかけに「Epic Games」や「Roblox」など、多くの企業がメタバース関連技術に投資しています。