メルコイン収益が約9億円突破 前年同期から6.7倍増加

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メルカリの子会社であるメルコインは、2025年6月期第2四半期(2024年7月~12月)において、暗号資産取引による収益が約8億9600万円に達したと発表した。これは前年同期の約1億3300万円から約6.7倍の増加であり、同社の急速な成長を示している。

目次

収益増加の要因と新機能の導入

メルコインの収益増加には暗号資産取引サービスの拡充が背景にある。
2024年8月にはビットコイン(BTC)の積立機能を導入し、10月にはイーサリアム(ETH)の積立機能も追加した。これらの機能によりユーザーはメルペイ残高からの自動引き落としを利用して、暗号資産を手軽に積み立てることが可能となった。

さらに2024年12月には暗号資産取引口座数が300万を突破し、国内の暗号資産口座総数約1150万の約26%を占めるまでに成長した。このようなユーザー基盤の拡大も、収益増加に寄与していると考えられる。

会計処理と市場の反応

メルコインの暗号資産取引による収益は、親会社メルカリの連結決算において、国際財務報告基準(IFRS)第9号(金融商品に関する会計処理や開示について定めた基準*)*に基づき、デリバティブとして会計処理されている。これにより暗号資産取引が金融商品として扱われ、財務報告の透明性が向上している。

市場や投資家からの具体的な反応は明らかではないが、メルコインの収益増加とサービス拡充は、暗号資産市場全体における同社の存在感を高める要因となっていると考えられる。

今後の展望

メルコインは、ユーザーの利便性向上を目指し、サービスの多様化を進めている。実例として、暗号資産を保有するだけで毎月ポイントが付与される新機能の提供を開始しており、ユーザーの資産形成をサポートする取り組みを強化している。

今後も暗号資産市場の動向やユーザーニーズに応じて、さらなるサービスの拡充や新機能の導入が期待される。メルコインの成長は、国内の暗号資産市場における競争を活性化させる要因となるだろう。

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