マンガ翻訳AIスタートアップ「Mantra」、NEDOから2.9億円の助成金

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2025年4月24日、東京都文京区のスタートアップMantraが、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のディープテック・スタートアップ支援事業(DTSU)に採択され、最大2.9億円の助成金を受けることが発表された。
この支援により、マンガのAI翻訳技術の研究開発が加速し、海外展開の障壁となっている翻訳作業の効率化が期待される。

目次

Mantra、マンガ翻訳AIの技術開発でNEDOの支援を獲得

マンガのAI翻訳技術を開発するMantra株式会社は、NEDOのディープテック・スタートアップ支援事業(DTSU)のSTSフェーズ(実用化研究開発・前期)に採択された。これにより、最大2.9億円の助成金を受けることとなる。

同社は、マンガの海外展開を支える機械翻訳技術や画像処理技術の研究を進めており、今回の支援により、翻訳の精度向上や自動化の実現が期待される。

Mantraは2020年に設立され、マンガに特化したAI技術の研究開発を行っている。
これまでに、集英社、小学館、KADOKAWA、スクウェア・エニックスなどから約7.8億円の資金調達を実施し、マンガ翻訳サービスや英語学習アプリ「Langaku」を提供してきた。

NEDOのDTSUは、ディープテック・スタートアップを対象に、技術の確立や事業化・社会実装までに長期の研究開発と大規模な資金を要する革新的な技術の研究開発を支援する事業である。
STSフェーズでは、要素技術の研究開発や試作品の開発、事業化可能性調査の実施などが支援対象となる。

今回の採択により、MantraはマンガAI翻訳の研究開発を加速させ、翻訳作業の効率化と精度向上を目指す。

マンガ翻訳AIの進展がもたらす業界の変革と今後の展望

マンガ業界では、翻訳作業が海外展開の大きな障壁となっている。多くの作品が日本国内で制作される一方で、翻訳の手間やコストが原因で海外展開が進まないケースが多い。
MantraのAI翻訳技術が実用化されれば、翻訳作業の効率化と精度向上が実現し、より多くの作品が海外で展開される可能性が高まる。

また、Mantraは自然言語処理や画像処理に専門性を持つ研究者や機械学習エンジニアの採用を拡大しており、研究開発体制の強化を図っている。これにより、技術の高度化と実用化が加速し、業界全体の変革が期待される。

今後、Mantraの技術が商用化されれば、マンガだけでなく、他のエンターテインメント分野への応用も考えられる。
たとえば、アニメやゲームの翻訳、自動字幕生成など、多岐にわたる展開が可能となるだろう。

このような技術革新が、コンテンツのグローバル展開を促進し、日本のエンターテインメント産業の国際競争力を高めることが期待される。

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