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COMPASSのAI教材「Qubena」、高知市全58校導入で教育DX推進

2025年8月20日、株式会社COMPASSは、AI型教材「Qubena(キュビナ)」が高知市の市立全58校で正式採用されたと発表した。小学1年から中学3年までの約1万9500人が2025年度も継続利用し、学習データの活用が本格化する。

目次

高知市、全校でQubena正式導入 学習データと連携強化

高知市は、教育大綱に掲げる「自ら学び、学びの楽しさを共有できる力の育成」を推進する一環として、AI型教材「Qubena」を市内全58校に導入した。
対象は小学校・中学校・義務教育学校に在籍する約1万9500人である。

Qubenaは、児童生徒一人ひとりに最適化した問題の出題や、学習の振り返りをサポートするAI教材である。今回、その機能が評価され、全校導入に至った。

さらに、県が整備した学習支援プラットフォーム「高知家まなびばこ」との連携も始まる。Qubenaで蓄積されたデータは同プラットフォームに統合され、エビデンスに基づく教育施策の立案や、教員による指導改善に活用される見通しだ。

こうした取り組みは、個別最適化学習と教育DX(※)の一層の進展を後押しすると期待される。

なお、COMPASSはすでに全国2,300校以上へQubenaを展開させている。

※教育DX:デジタルトランスフォーメーション(DX)を教育現場に導入し、学習・指導・運営の質を向上させる取り組み。

AI教材導入の波及効果と課題 教育現場は次の段階へ

Qubenaの全校採用は、児童生徒にとって個別最適な学習環境を提供し、基礎学力の底上げを図る好機と捉えられる。

AIによる自動出題と振り返りにより、従来の一斉授業では難しかった学びの個別化が支えられ、教員が重点指導に時間を割けるようになる効果が期待できる。
また、蓄積された学習データを活用すれば、教育委員会や学校が科学的根拠に基づく施策を講じやすくなる点も利点といえるだろう。

一方で、課題も残されている。

AI教材を円滑に活用するには教員のICTリテラシー向上が不可欠であるため、運用初期には研修やサポート体制の整備が求められるだろう。
また、個人情報を含む学習データの扱いには慎重さが必要で、プライバシー保護やセキュリティ対策が十分に講じられなければならない。

今後は、高知市の取り組みが全国自治体のモデルケースとなる可能性がある一方で、こうしたリスクにどう対応し、持続可能な教育DXを実現するかが焦点となりそうだ。

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