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    スタンチャート、イーサリアム年末予想を7500ドルに上方修正

    2025年8月13日、英金融大手スタンダード・チャータードは暗号資産イーサリアムの年末目標価格を従来の4000ドルから7500ドルに引き上げた。米国の規制整備や市場環境の改善が背景にある。

    目次

    スタンチャート、年末見通しを4000ドルから7500ドルに大幅修正

    スタンダード・チャータード(スタンチャート)は13日、暗号資産(仮想通貨)イーサリアムの2025年末目標価格を従来の4000ドルから7500ドルに引き上げた。業界全体の改善や、過去数カ月で保有量が増加していることを主因としている。

    同日、イーサリアムは4700ドルと約3年半ぶりに高値を更新したが、新目標はこの水準を約60%上回る。さらに同社は、2028年末予想も7500ドルから2万5000ドルへと引き上げた。

    イーサリアムは時価総額でビットコインに次ぐ世界第2位の暗号資産で、ブロックチェーン上での取引承認に参加し報酬を得る「ステーキング(※)」に利用できる点が特徴である。価格変動のみを収益源とするビットコインと比べ、複合的なリターン機会が存在する。

    米国でステーブルコイン規制法「GENIUS法」が成立したことにより、仮想通貨の普及が後押しされているが、特にイーサリアムは過去4週間で50%超上昇している。

    ※ステーキング:保有する暗号資産をブロックチェーンの取引検証に預け、その報酬として追加の暗号資産を受け取る仕組み。銀行の定期預金と似ているが、価格変動リスクを伴う。

    高値更新の可能性と短期調整リスクの綱引き

    今回の予想引き上げは、市場の強気ムードを一層高める効果がありそうだ。

    ステーキング利回りと価格上昇を同時に狙えるイーサリアムは、長期運用を志向する機関投資家や個人投資家にとって魅力的な資産となり得る。また、規制面の透明性向上も、資金流入を促す要因になると考えられる。

    しかし、短期間での価格急騰は調整局面を招く可能性が高い。
    現行価格と目標価格の乖離が大きいと、期待先行で形成された相場では利益確定売りが出やすい。加えて、米国の金利動向や世界的な景気減速懸念が仮想通貨市場全体の下押し要因となるリスクも否定できない。

    中長期的には、イーサリアムの技術的進化やネットワーク利用拡大が、価格の安定的上昇を支えると見られる。特に分散型金融(DeFi)やNFT、企業向けブロックチェーンの採用が拡大すれば、需要は一段と強まるだろう。

    一方で、競合チェーンの成長や規制強化の動きも市場環境を左右する可能性があるため、投資家には柔軟な戦略が求められそうだ。

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