MENU
採用担当の方はこちら
業務委託案件をお探しの方はこちら
メルマガ/AI・Web3 Insight



    高橋洋一画像悪用のAI投資詐欺 TikTok広告で姫路夫婦2420万円被害

    2025年8月4日、兵庫県警姫路署は、動画投稿アプリ「TikTok」の広告をきっかけにしたAI株運用名目の詐欺被害を発表した。姫路市の夫婦が計2420万円をだまし取られたもので、著名経済学者の写真が無断使用されていたという。

    目次

    AI運用うたう広告で夫婦に詐欺被害、著名人画像も悪用

    兵庫県姫路市に住む無職の男性(62)が、SNS上の広告を通じて接触した人物に対し、計2200万円をだまし取られた。
    また、同様の手口で、妻(57)も220万円の被害を受けたという。

    発端は、男性が5月15日にTikTok上で目にした「AIによる自動株運用(※)」をうたう広告だった。そこには、元内閣官房参与で経済学者の高橋洋一氏の顔写真が無断で使われていた。
    信頼できる情報と誤認した男性は、「投資専門家のアシスタント」を名乗る人物とLINEを交換し、6月から7月の間、6回にわたり指定口座へ送金をした。

    また、男性の妻である女性も同様に、「投資専門家のアシスタント」を名乗る人物とLINEでやり取りを行ったうえで、インターネットバンキングで計220万円を振り込んでいる。

    その後、出金を試みた際に「手数料が必要」などと要求され、不審に思い被害に気づいた。

    ※AI株運用:AIが市場データを解析し、自動で銘柄選定や売買判断を行う投資手法。近年は個人向けサービスも登場しているが、成果は保証されていない。

    AI信仰を逆手に取る詐欺 法整備と啓発が不可欠に

    今回の事例は、AI技術の信頼性を逆手に取った典型的な投資詐欺といえる。
    特に「自動運用」「専門家」といった言葉が、投資経験の浅い中高年層を中心に強い安心感を与え、判断力を鈍らせてしまった可能性がある。

    AIを用いた株式運用自体は、市場分析やリスク分散を効率化する手段として評価できる。
    しかし、一般ユーザーにとっては、AIの実態や仕組みがブラックボックス化しており、その理解不足が詐欺の温床となっている側面も大きい。

    また、今回のように実在する経済学者の画像を用いることで、偽広告があたかも信頼できる金融サービスであるかのように装うケースは、SNS広告の審査体制が不十分な現状、今後も拡大が懸念される。

    総じて、プラットフォーム側の広告審査基準の見直しと、政府や業界団体による規制強化や啓発活動が急務だと言える。
    AI活用が広がる今、利便性と信頼性の裏でユーザーが冷静な判断力を持つことが、一層求められている。

    🚀 AI・Web3業界への転職を考えているあなたへ

    「最先端技術に関わる仕事がしたい」「成長市場でキャリアを築きたい」そんな想いを抱いていませんか?

    Plus Web3は、AI・Web3領域などテクノロジーに投資する企業の採用に特化したキャリア支援サービスです。

    運営する株式会社プロタゴニストは、上場企業グループの安定した経営基盤のもと
    10年以上のコンサルタント歴を持つ転職エージェントが
    急成長する先端技術分野への転職を専門的にサポートしています。

    こんな方におすすめです

    ▼成長産業であるAI・Web3業界で新しいキャリアを始めたい
    ▼「未経験だけど挑戦してみたい」という熱意がある
    ▼今のスキルを最先端技術分野でどう活かせるか相談したい
    ▼表に出ない優良企業の情報を知りたい

    業界に精通したキャリアアドバイザーが、
    あなたの経験・スキル・志向性を丁寧にヒアリングし、
    最適な企業とポジションをマッチングします。

    Web3企業

    AI企業

    この記事が気に入ったら
    フォローしてね!

    • URLをコピーしました!
    目次