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    マクニカ、人間行動解析型AIセキュリティ「Abnormal AI」を国内販売開始

    2025年7月17日、株式会社マクニカは米Abnormal AIと販売代理店契約を締結し、国内でAIセキュリティ製品「Abnormal AI」の提供を始めると発表した。行動解析に基づく脅威検知で、従来の防御をすり抜ける高度な攻撃にも対応する点が特徴だ。

    目次

    マクニカ Abnormal AIで新たな脅威検知モデルを展開

    マクニカが取り扱う「Abnormal AI」は、従来型セキュリティでは検出が難しかったフィッシングやなりすまし攻撃を、「人間の行動特性を学習するAI」によって見抜くプラットフォームである。

    本サービスは、Secure Email Gateway(SEG ※)に代表される既存の検知方式が「既知の脅威」に依存していた点を補う点が特徴だ。

    Abnormal AIは、送信者が正規ユーザーかを行動履歴や通信の背景情報から解析し、1通ごとに詐欺リスクを判定する。

    また、導入の容易さも強みだ。わずか2クリックで設定が完了し、その後のポリシー調整やスパム判定はAIが自動で最適化するため、運用担当者の負担を軽減できるという。

    加えて、SlackやMicrosoft Teams、ID管理サービスのOktaなど主要なクラウド基盤と連携し、企業全体のセキュリティ可視化を支援する。

    ※Secure Email Gateway(SEG):メール送受信時にウイルスやスパムを検出・遮断するゲートウェイ型セキュリティ製品。

    ゼロトラスト時代の切り札か 導入拡大と課題の行方

    クラウド活用が前提となる現代のIT環境では、境界型セキュリティだけでは十分な防御が難しく、行動分析による新たな対策が求められている。
    Abnormal AIは未知の脅威にも対応可能で、AIによる自律的な運用最適化はセキュリティ人材不足を抱える企業にとって大きなメリットといえる。

    一方で、AIの判断ロジックはブラックボックス化しやすく、誤検知や不正確な評価が業務影響を及ぼすリスクも残る。日本市場向けにデータ特性や文化的なコミュニケーションパターンを十分に学習させるには、導入企業からのフィードバックが必要不可欠となるだろう。

    将来的には、ゼロトラストアーキテクチャと連携した多層防御の要として、Abnormal AIが企業のセキュリティ基盤を刷新する可能性がある。
    マクニカの販売網を通じて導入が進めば、国内のクラウドセキュリティ対策は一段と高度化する展開が見込まれる。

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