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GoogleがAI試着アプリ「Doppl」を公開、スマホで服をバーチャル試着可能に まずは米国で

PlusWeb3 編集部
PlusWeb3 編集部 Web3・AI専門メディア

2025年6月26日、米Googleは実験的AI試着アプリ「Doppl」をiOSおよびAndroid向けにリリースした。まずは米国内で提供を開始し、スマートフォン上でのバーチャルファッション体験を可能にする。Google I/O 2025で発表された「Try It On」技術を応用したものだ。

Google、バーチャルAI試着アプリ「Doppl」を米国で先行公開

Googleは自社の実験的プロジェクトを展開する「Google Labs」から、AIを活用したバーチャル試着アプリ「Doppl(ドップル)」を正式に公開した。対象プラットフォームはiOSとAndroidで、現在は米国のユーザーに限定して提供されている。

このアプリでは、ユーザーが自身の全身写真をアップロードすることで、オンライン上の衣類を着用した状態をAIが生成する。

使用されているのは、2025年5月の開発者会議「Google I/O」で発表された、生成AIを用いた新たなショッピング機能「Try It On」と同じ技術である。

Dopplでは静止画だけでなく、動きのある試着イメージの動画も出力可能であり、実際に服を着て動いた際のしわの寄り方や見え方まで確認できる点が特徴だ。

ただし同アプリは現時点であくまで実験段階にあり、試着画像が必ずしも正確な結果が得られるとは限らないとされている。
Googleはユーザーからのフィードバックを受けて、今後の改善と精度向上につなげていくとしている。

実験アプリが変える買い物体験 バーチャル試着の可能性と課題

Dopplのようなバーチャル試着技術の登場は、Eコマースにおける「返品コストの削減」や「購入前の体験向上」といった明確な利点をもたらすと考えられる。とくにオンラインでのアパレル購入では、サイズやフィット感の違いによる返品が業界全体の課題となっており、視覚的な試着体験の導入はそれを解決する手段として注目を集めている。

一方で、生成AIによって作られる試着画像や動画が、実際の衣服の素材感や着心地をどこまで再現できるかについては限界もある。モデルのような体型ではない多様なユーザーにとって、「自分ごと」として機能するまでには技術的ハードルも残されている。

それでも、AIと個人の実写データを組み合わせてパーソナライズされたビジュアルを提供するという流れは、今後のオンラインショッピングの在り方を大きく変える可能性がある。Dopplはその第一歩として位置づけられ、今後のアップデート次第では日本を含むグローバル展開も視野に入るだろう。

バーチャル試着という新たな買い物体験が、単なる一過性の話題に終わるか、それとも次世代の標準となるか、注目が集まる。

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