ビットポイントジャパン、SUIステーキング開始 手数料無料で年率最大2.50%

2026年1月26日、SBIグループの暗号資産交換業者ビットポイントジャパンは、暗号資産SUIのステーキングサービス提供開始を発表した。
国内向けサービスとしては手数料無料、年率最大2.50%(見込)を掲げ、同時に複数の記念キャンペーンも実施する。
ビットポイントジャパン、SUIステーキングサービスを開始
ビットポイントジャパンは26日、暗号資産SUIのステーキングサービスを開始した。
同社によると、受取設定をONにすることで、SUIを保有するだけで毎月報酬を受け取れる仕組みだという。
初回の報酬付与は2月27日頃を予定している。
同社によると、本サービスはステーキングにロック期間やステーキング期間の定めを設けておらず、報酬年率は最大2.50%(見込)としている。
手数料を無料とした場合、国内暗号資産交換業者が公表する条件との比較では、最高水準の利回りになるという。
SUIは、Meta(旧Facebook)出身エンジニアらが開発したSui Network上で利用される暗号資産である。
高い処理性能とスケーラビリティを強みとし、1秒あたり約29万件の取引処理能力を持つとされる。
同社は、Suiがスマートコントラクトや分散型アプリケーションを効率的に開発できる環境を提供していると説明している。
同社は開始記念として、SUIを1万円以上購入した顧客を対象に10万円相当のSUIが当たる抽選キャンペーンや、公式Xのフォローと引用リポストによるキャンペーンを実施する。
※ステーキング:暗号資産をネットワーク運用に用いる(委任する)ことで報酬を得る仕組み。
取引所サービスでは、保有と受取設定などの条件により報酬が付与される場合がある。
国内ステーキング競争、利回りから条件設計へ
本施策の最大のメリットは、手数料無料かつ想定年率2.50%という明快な条件設計によって、ステーキング参加のハードルを大きく下げた点にあると考えられる。
ロック期間を設けない柔軟な仕様は、価格変動を意識する国内投資家にとって扱いやすく、SBIグループ傘下という信頼性も相まって、これまで様子見だった層の参加を後押しする効果が見込まれる。
一方で、利回りが「見込」である以上、収益の確実性には限界がある点は注意が必要だろう。
ネットワーク状況や参加者数によって実質的な利回りが変動する可能性があり、預金的な商品と同列に捉えると認識のずれが生じかねない。
また、SUIは新興レイヤー1であるため、価格変動やエコシステムの成長度合いが、結果的なリターンに影響を及ぼす余地も残されている。
今後は、国内取引所におけるステーキング競争が、単純な利回り水準ではなく、「条件の柔軟性」や「提供主体の信頼性」を重視する局面へ移行していく可能性がある。
今回の取り組みは、その方向性を先取りした事例と捉えられ、他社が追随することで、国内ステーキング市場全体の設計思想にも変化が広がっていくことが予想できる。
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