GMOコイン、SUIの取扱開始を発表 販売所・取引所などで1月17日から

2026年1月15日、国内暗号資産交換業者のGMOコインは、「スイ(SUI)」の取扱開始を発表した。
1月17日より、販売所、取引所(現物取引/レバレッジ取引)、つみたて暗号資産、預入・送付で取り扱う。
GMOコイン、SUIを販売所・取引所で提供
GMOコインは2026年1月17日、暗号資産「スイ(SUI)」の取扱を開始する。
対象サービスは販売所、取引所(現物・レバレッジ取引)、つみたて暗号資産、預入・送付となる。
取引所での注文は、定期メンテナンス後のプレ・オープン解除を経て可能となる予定だ。
SUIは、米Meta(旧Facebook)のブロックチェーン構想「Libra」に関わった開発者らが立ち上げたプロジェクトで、Mysten Labsが開発を主導しているレイヤー1ブロックチェーンである。
高速かつ低遅延なトランザクション処理性能や、送金手数料(ガス代)を安く抑えられる点を特徴とし、DeFi・NFT・ゲーム分野など多彩な用途での活用が期待されている。
今回の取扱開始により、GMOコインでは22種類の暗号資産を取引できるようになる。
取引ルールの詳細は、2026年1月16日にGMOコインのコーポレートサイトで公開予定とされている。
SUI取扱開始で問われる“実利用”の広がり
今回のGMOコインによるSUI取扱開始の利点は、国内投資家が円建てで新興レイヤー1にアクセスできる環境が整った点だろう。
販売所・取引所に加え、つみたてや送付機能まで対応した設計は、短期取引に限らず中長期保有を想定した導線とみられる。
国内大手での取扱は、Suiの認知度や信頼性を補強する効果も期待できそうだ。
一方で、レイヤー1ブロックチェーン市場は競争が激化しており、技術的優位性が中長期にわたって持続するかは、今後の動向を見極める必要がありそうだ。
開発者コミュニティや実利用が広がらなければ、評価が限定的にとどまる可能性もある。
上場直後は話題性を背景に投機的な値動きが先行しやすいため、つみたて対応があっても価格変動リスク自体が低減されるわけではない点には注意が必要だろう。
今後の焦点は、「高速チェーン」という評価を実際の利用拡大へと結び付けられるかに移るとみられる。
開発元のMysten Labs主導のアプリや外部事例が増えれば、市場評価を押し上げる契機となり得る。
一方、差別化が進まなければ埋没する可能性も否定できない。取扱開始は第一歩にすぎず、最終的な評価は利用実態と開発継続性が左右するだろう。
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