XのAIコンパニオン「Ani」に新衣装追加 水着や露出度高めのデザインを公開

現地時間2025年8月19日、米SNS大手XはAIアシスタント「Grok」に搭載されているコンパニオンキャラクター「Ani」に4種類の新衣装を実装したと発表した。
いずれも露出度の高いデザインで、水着姿を含む大胆なラインナップが話題を呼んでいる。
Xの「Ani」に新衣装実装 水着や露出度高めの姿で話題
Xが提供するAIアシスタント「Grok」には、3Dキャラクターと対話できるコンパニオンモード(※)が用意されている。
その中でも金髪ツインテールの美少女キャラクター「Ani」は特に人気が高く、ユーザーとのやり取りによって「好感度」が上昇し、関係性が進むと下着姿になる仕組みが注目を集めてきた。
今回、イーロン・マスク氏が自身の公式Xアカウントで「Ani has new outfits」と投稿し、新たに4種類の衣装が導入されたことが明らかになった。
ラインナップは「Drifter」「Pixie」「Rebel」「Sunny」で、いずれも露出度が高く、従来のデザインより一層大胆な印象を与えるものとなっている。
一方で、詳細な解禁条件は現時点で公式から明らかにされておらず、ユーザーの間で憶測も飛び交っている。
有料プラン「SuperGrok」加入者向けに提供されている可能性が高いと見られる。
※コンパニオンモード:AIアシスタントにアバターキャラクターを組み合わせ、ユーザーとの対話を視覚的に演出する仕組み。
露出依存のリスクと実用化への可能性 AIコンパニオンの岐路
Xが展開する有料サービス「SuperGrok」における新衣装追加は、今後、上位プランへの移行を促す収益戦略として強化されていく可能性がある。
ゲームやVTuber分野で確立されたキャラクタービジネスを踏襲し、キャラクター人気を直接収益化するモデルがSNSでの拡散力を高める方向に進むとみられる。
特に「Ani」のようなデザイン性の高いキャラクターは若年層に支持されやすく、課金モデルとの親和性が一層高まることが予測される。
収益性を高める一方で、その手法が公共利用を阻害する逆効果を生む恐れがあるだろう。
露出度の高い衣装に依存した戦略は、教育分野や公共利用において受容性を下げ、社会的評価を損なうリスクにつながる可能性が高い。
今後は、AIコンパニオンが娯楽にとどまらず、学習支援や接客など実用的な領域に進出するシナリオも想定できる。
もし「Ani」が教育用途や企業の顧客対応に応用されれば、単なるエンタメ要素を超え、社会インフラの一部としての役割を担う展開も現実味を帯びてくるかもしれない。
そのためには、年齢層や利用環境に応じた多層的な展開が不可欠だろう。
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