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全編AI映像の長編映画「サマー・トライアングル」発表 配給会社を募る

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2025年7月9日、AI映像制作スタジオを名乗るSTARGAZER VRは、全編を動画生成AIで構成した劇場用長編映画「サマー・トライアングル」の特報映像を公開した。
現在、全国公開や海外展開を見据え、映画館や配給会社を広く募っている。

目次

AI映像のみで構成された劇場用映画が誕生

「サマー・トライアングル」は、全編がAIによる生成映像で構成された劇場用映画である。実写撮影やCG制作は一切行われていない。
脚本から編集、映像生成、プロデュースに至るすべての工程を、28歳の中澤太翔監督が約10カ月かけて一人で手がけた。

「サマー・トライアングル」の舞台は山あいの小さな村。
UFOを探して冒険に出た3人の少年たちのひと夏の体験を描いた65分の青春SF作品となっている。

6月21日には、千葉県柏市の柏市民文化会館でプレミア上映会が行われ、多くの来場者を集めた。
AI映像制作の専門書を手がけたクリエイター・Norihiko氏も同会に出席し、「制作期間10カ月。一つの作品にこれだけ向き合うと、こんなレベルで作品作りできるんだなと改めて感じさせられました」と高く評価している。

STARGAZER VRは現在、劇場上映や国際展開を実現するために、配給会社や映画館の協力を広く呼びかけている。
特設フォームを通じて本編の試写リクエストも受け付けており、「日本発のAI映画で世界を驚かせる」ことを目指す姿勢を鮮明にしている。

なお同社は、制作過程で著作権法や各AIツールの利用規約を順守し、外部著作物や実在人物の肖像は一切使用していないと説明している。
生成プロセスは専門家の立ち会いの下で確認されており、法的な適合性やオリジナリティの観点でも一定の備えを見せている。

“AI長編映画”が開く映像制作の未来と制度課題

今後、「サマー・トライアングル」のようなAI生成映像作品が劇場公開に至れば、日本の映画業界においてAI映画という新たなジャンルが本格的に立ち上がる可能性がある。
特に、少人数・低予算で長編映画を制作できるこの手法は、若手クリエイターや小規模プロダクションにとって有力な選択肢となり、映像表現の裾野を広げる契機となるだろう。

一方で、今後の普及にあたっては課題も多い。
AI映像特有の不自然な動きや表情、感情表現の限界は引き続き技術改善の対象となる。
また、視聴者の関心が「AIで作られた」という物珍しさから、「いかに心を動かす物語か」へと移行するなかで、優れたストーリーテリングとの融合が成功の鍵を握るとみられる。

さらに、著作権の扱いやクレジット表示のルール整備、倫理的配慮や生成過程の開示といった制度的な支えも不可欠となるだろう。
これらが整備されれば、AI映像制作は一過性の実験にとどまらず、持続可能な映像文化の一翼を担う新たな制作モデルとして定着していく可能性がある。

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