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    メタ、レイバン親会社に5200億円出資 AIスマートグラス事業を本格強化へ

    2025年7月9日、米メタ・プラットフォームズが、サングラスブランド「レイバン」「オークリー」を展開する仏エシロールルックスオティカに約5200億円を出資したことが報道された。
    スマートグラス分野での技術協業を深化させる動きで、AIハードウェア戦略の中核を担う一手とみられる。

    目次

    メタがエシロール社株を取得 AIグラス開発を共同加速

    米メタは、フランスの大手アイウェア企業エシロールルックスオティカの株式3%弱を取得した。関係者によれば、今回の取得額は約30億ユーロ(約5200億円)に上る。
    将来的に出資比率を5%程度まで引き上げる構想もあるとされるが、今後の協議状況により変更の可能性もあるという。

    エシロール社の米国預託証券(ADR)は、この報道を受けて5.5%上昇した。
    両社の広報担当者はコメントを控えているという。

    メタとエシロールは数年前からスマートグラス(※)の共同開発を行っており、2021年にはレイバンブランドで初のAIアシスタント搭載型グラスを市場投入。
    2025年6月には、同社傘下のオークリーとも連携し、新たな製品を発表していた。
    今回の出資は、協業体制の強化と製品開発の加速を狙った動きとみられる。

    ※スマートグラス:音声アシスタント、カメラ、ディスプレイ機能などを搭載したメガネ型のウェアラブル端末。

    メタの戦略転換鮮明に AI×ハードでエコシステム構築狙う

    今回の出資は、AIを中核事業と位置づけるメタの戦略に沿った動きだろう。
    これまでメタは、他社製スマートフォンを主なプラットフォームとしてサービス展開してきた。
    しかし、スマートグラスを介したAIアシスタントの実装により、音声・映像・位置情報を含むユーザー体験の最適化が期待される。

    一方で、スマートグラス市場は成熟途上であり、消費者の受容性やプライバシーリスクといった課題も残されている。
    加えて、ハードウェア製造とグローバルな流通網の整備には多大な資本とノウハウが求められる。
    エシロールとの協業が成功すれば、メタは単なるSNS企業から「身体に密着するAIプラットフォーマー」へと進化を遂げる可能性がある。
    その一方で、ハードウェア依存が増すことで、失敗時のリスクも従来以上に高まる。
    スマートグラスが“第二のスマホ”となるか、ニッチな存在に留まるかは、2025年以降の市場動向とユーザー体験の完成度に左右されるだろう。

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