MENU
採用担当の方はこちら
業務委託案件をお探しの方はこちら

アップルAI幹部がメタのスーパーインテリジェンス部門に移籍 AI戦略の行方に影響も

Web3/AI領域に特化した転職エージェント「Plus Web3 Agent」

最先端のテクノロジー領域で働きたい人材と優良企業のマッチングを支援しています。
少しでも興味のある方は、お気軽に「無料キャリア相談」をご利用ください!

2025年7月8日、ブルームバーグの報道によると、米アップルでAIモデル開発を統括していた幹部が退社し、メタ・プラットフォームズの「スーパーインテリジェンス」部門に移籍することが明らかになった。
AI競争が激化する中、アップルにとっては戦力流出の痛手といえる。

目次

AI戦略中核の人材がメタへ アップルにとって新たな打撃

ブルームバーグの報道によれば、米アップルで大規模言語モデル(LLM)の開発を主導していたルオミン・パン氏が、メタの次世代AI開発チームに合流する予定である。
メタ側での配属先は、同社が6月に再編した「スーパーインテリジェンス(※)」チームで、パン氏はその中核人材として起用されると見られている。

パン氏は2021年にグーグル親会社アルファベットからアップルに移籍し、Apple Intelligenceの基盤を支えるLLMの構築に尽力してきた。
約100人のエンジニアを束ねるマネジャー職にあり、社内では極めて重要な立場にあったという。

関係者の話によれば、メタは同氏の引き抜きに際し、年間数千万ドル規模の報酬パッケージを提示したとされる。

なお、メタおよびアップル双方は本件に関するコメントを控えており、パン氏本人からの回答も得られていないという。

※スーパーインテリジェンス(超知能):人間の知能を上回る性能を持つとされるAI技術。

AI人材争奪戦が激化 アップルは再構築迫られる局面に

今回のルオミン・パン氏の移籍は、AI業界における人材流動性の高まりを象徴する事例となりそうだ。
最大のメリットは、技術革新の加速にあるといえる。
メタが注力する「スーパーインテリジェンス」領域は、生成AIの次段階とされるフロンティア領域であり、パン氏のような実績ある人材の参画は、その実現性を一段と高める要因となるだろう。

一方、アップルにとっては深刻なデメリットを伴うと予想できる。
パン氏が率いていた基盤モデルチームは、Apple Intelligenceの中核を担っており、社内でも戦略的に重要なポジションだった。
LLMに関する知見や構築のノウハウが一部外部に流出する形となる点も無視できないだろう。

今後、AI人材をめぐる争奪戦はさらに激化するとみられる。
資金や研究環境の優位性だけでなく、「人材が長期にわたって定着しやすい文化・制度」を持つ企業が、継続的な競争力を持つようになるだろう。

アップルにとっては、パン氏の退社によって生じた体制的な空白をどれだけ早く埋められるかが、AI戦略の行方を左右する重要な局面とみられる。
生成AI分野での競争力維持には迅速な体制立て直しが不可欠となるだろう。

関連記事:
https://plus-web3.com/media/latestnews_1000_3592/

あわせて読みたい
OpenAI共同創業者サツケバー氏がSSI新CEOに就任 Metaの引き抜き報道が背景か 現地時間2025年7月3日、米AI企業Safe Superintelligence(SSI)は、OpenAIの共同創業者イリヤ・サツケバー氏が新たにCEOに就任したと発表した。初代CEOのダニエル・グロ...
あわせて読みたい
メタ、AI新グループにSSI創業者グロス氏を招聘 超知能開発の中核人材として起用 2025年7月4日、米メタ・プラットフォームズが、AIスタートアップ「セーフ・スーパーインテリジェンス(SSI)」の元CEOダニエル・グロス氏を新設の研究部門「メタ・スー...

Plus Web3は「先端テクノロジー領域(Web3/AI)に特化したキャリア支援サービス」


運営会社のプロタゴニストは、AI開発やブロックチェーン技術など、急成長する先端技術分野への転職をサポートする専門エージェントです。
経験者はもちろん、異業種からの転身を検討される方にも最適な機会をご紹介しています。

  • 成長産業であるAI業界やWeb3領域でのキャリアを検討している
  • 未経験からでもAI・Web3業界に挑戦できる道を探している
  • 自分のスキルを最先端技術分野でどう活かせるか知りたい

こんな方におすすめです

業界に精通したキャリアアドバイザーが、あなたの経験・スキル・志向性を丁寧にヒアリングし、最適な企業とポジションをマッチングします。
まずは無料キャリア相談で、あなたの可能性を広げるチャンスを掴みませんか?

Web3企業

AI企業

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

Please Share
  • URLをコピーしました!
目次