MENU
採用担当の方はこちら
業務委託案件をお探しの方はこちら

OpenAI共同創業者サツケバー氏がSSI新CEOに就任 Metaの引き抜き報道が背景か

Web3/AI領域に特化した転職エージェント「Plus Web3 Agent」

最先端のテクノロジー領域で働きたい人材と優良企業のマッチングを支援しています。
少しでも興味のある方は、お気軽に「無料キャリア相談」をご利用ください!

現地時間2025年7月3日、米AI企業Safe Superintelligence(SSI)は、OpenAIの共同創業者イリヤ・サツケバー氏が新たにCEOに就任したと発表した。
初代CEOのダニエル・グロス氏は退社し、OpenAI出身のダニエル・レヴィ氏が社長に就く。Metaによる引き抜き報道が背景にあるとの見方も出ている。

目次

Metaの関与報道の中、SSIに経営交代の動き

2024年に設立されたSafe Superintelligence(SSI)は、AIの安全性と強力な性能の両立を掲げる新興企業である。
同社は7月3日、共同創業者イリヤ・サツケバー氏がCEOに就任し、これまでCEOを務めていたダニエル・グロス氏が退社したと明らかにした。
合わせて、OpenAIの元テクニカルスタッフであるダニエル・レヴィ氏が社長に就任する。

グロス氏の退社理由についてSSIは言及していないが、米メディア『The Information』は6月19日、Metaがグロス氏を引き抜こうとしていると報じていた。
また、米『CNBC』によれば、Metaは当初SSIの買収を試みたが、サツケバー氏がこれを拒否したため、代替的にグロス氏の採用交渉へ移行したとされている。

SSI側も発表文で「われわれを買収しようとしている企業の噂を耳にしたことがあるかもしれない。われわれは彼らの関心を大変嬉しく思っているが、自分たちの仕事を確実にやり遂げることに注力している」と表明した。

CNBCは6月末、MetaがAI超知能開発を目的とした「Superintelligence Labs」の設立を報じた。
今回のグロス氏の合流は、この新部門の立ち上げにおける戦略的人事と見られる。

経営交代が示す独立性の主張 SSIのスタンス鮮明に

今回の経営交代は、AI業界のトップ人材の流動化を象徴する動きであり、SSIにとってはイリヤ・サツケバー氏という象徴的なリーダーによって、企業としてのビジョンや技術的信頼性がより明確化されるだろう。
「安全性を最優先にしたAI超知能」の開発を牽引することで、SSIの差別化戦略が強固になる可能性が高い。

また、Metaによる引き抜き報道や買収交渉の存在は、SSIがすでに競争的資源として極めて高い価値を持っていることが推測できる。

一方で、CEOの交代劇が企業の外圧や引き抜き工作によって引き起こされたという印象が拭えない点は、組織の安定性やガバナンス体制に対する不安を抱かせる要素ともなり得る。

SSIが「安全性と自律性」を掲げる以上、透明な開発体制や外部監査の整備は不可欠だろう。
一方、Metaはスピードと資本力を強みに技術を加速させるとみられるが、安全性や倫理性との両立が今後の課題になると思われる。

AI超知能は単なる技術競争ではなく、国際規制や社会的合意を伴う領域であり、今後の競争は「性能」よりも「信頼性」や「説明責任」が新たな競争軸となるだろう。
今回の人事は、その幕開けにすぎないのかもしれない。

Plus Web3は「先端テクノロジー領域(Web3/AI)に特化したキャリア支援サービス」


運営会社のプロタゴニストは、AI開発やブロックチェーン技術など、急成長する先端技術分野への転職をサポートする専門エージェントです。
経験者はもちろん、異業種からの転身を検討される方にも最適な機会をご紹介しています。

  • 成長産業であるAI業界やWeb3領域でのキャリアを検討している
  • 未経験からでもAI・Web3業界に挑戦できる道を探している
  • 自分のスキルを最先端技術分野でどう活かせるか知りたい

こんな方におすすめです

業界に精通したキャリアアドバイザーが、あなたの経験・スキル・志向性を丁寧にヒアリングし、最適な企業とポジションをマッチングします。
まずは無料キャリア相談で、あなたの可能性を広げるチャンスを掴みませんか?

Web3企業

AI企業

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

Please Share
  • URLをコピーしました!
目次