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    Windows設定がAIで簡単に Insider向けビルドでエージェント機能が登場

    2025年6月13日、米Microsoftは「Windows 11 Insider Preview」の最新版で、AIエージェントによる設定支援機能を搭載したと発表した。
    ユーザーの音声やテキスト入力に基づき、設定変更を自動で支援・実行する仕組みである。

    目次

    AIが設定変更を支援 Copilot+PC限定で先行提供

    Microsoftが発表した新たなAIエージェント機能は、「Windows 11 Insider」ビルドに搭載された。
    ユーザーが「音声でPCを操作したい」や「マウスカーソルが小さすぎる」といった具体的な要望を入力することで、AIが該当設定を案内したり、必要に応じて自動で設定を変更したりする。

    このエージェントは、AIによる支援と自動操作の両方を備えており、ユーザー体験の向上が期待できる。
    ただし、現時点での対象は「Snapdragon」搭載のCopilot+PCに限られ、OS言語が英語であることが前提となっている。
    AMDやIntel製チップ搭載のPCには、近日中に対応が広がる見通しだ。

    今回の機能は、5月上旬に構想が発表されていたもので、Insider Program(※)参加者に対し、順次展開されている。
    実際の使用には、最新のInsiderビルドのインストールが必須となる。

    また、AI機能「Recall」への新たな制御オプションも導入された。
    ユーザーは「設定」の「プライバシーとセキュリティ」から「Recallとスナップショット」を実行し、過去の記録を一括削除できるようになった。
    さらに、スナップショットの保持期間も90日に制限され、プライバシーへの配慮が強化されている。

    Microsoft 365 Copilotでは「Click to Do」機能が使えるようになり、画像やテキストをAIに渡して質問できるようになった。
    このほか、メールアドレスへのClick to Do対応や、OneDriveの共有機能の拡張など、実用性を高める改善も含まれている。

    ※Insider Program:Windowsの次期機能を先行体験できるMicrosoft公式のテストプログラム。

    広がるAI操作 AI支援の広がりと課題

    Windowsの設定変更にAIエージェントを活用するという今回の試みは、ユーザー体験の質を大きく向上させる可能性を秘めているといえる。
    特に「音声やテキストで指示するだけで設定変更が完了する」という直感的な操作は、ITに不慣れなユーザー層にとって極めて有用であると思われる。

    一方で、AIによる自動操作や個人データへのアクセスが進むことで、セキュリティや情報管理に対する懸念も出てくるだろう。
    特に業務用途での導入に際しては、運用方針や管理者による統制が不可欠となるはずだ。

    Microsoftは今後、対応ハードウェアの拡充とともに、こうしたAIエージェントの利用を一般ユーザー層にも広げるとみられる。
    AIを活用したWindows体験の再定義が、設定の煩雑さを克服し、より直感的な操作環境の構築につながる可能性がある。

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