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シスコ、LLM「Deep Network Model」でネットワーク管理を自動化 「AgenticOps」戦略で次世代インフラ再構築

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米Cisco Systemsは2025年6月10日(米国時間)、独自の大規模言語モデル(LLM)「Deep Network Model」を活用した新たなネットワーク自動化戦略を発表した。
AIエージェントによる運用モデル「AgenticOps」を軸に、ネットワーク機器と管理ソフトの両面で革新を図る。

目次

Cisco、LLMと新機器でネットワーク運用を刷新

Cisco Systemsは、年次イベント「Cisco Live」にて、AI導入を前提としたルーター、スイッチの新シリーズと、ネットワーク管理ソフトウェアの最新版を発表した。
これらは同社の開発したドメイン特化型LLM「Deep Network Model」と連携し、ネットワーク運用の自動化を可能にする。

新たに投入された「Secure Router」シリーズは、8100番台から8500番台まで5機種を展開し、従来比3倍のスループットを実現。
さらに「Catalyst」シリーズの9350、9610は最大51.2Tbpsの通信能力と低遅延性能を備え、AI処理を前提とした設計となっている。

発表された新ハードウェアには、新Wi-Fiアクセスポイント「Meraki 9179F」や、堅牢な産業用スイッチなども投入される。

さらに、CatalystとMerakiを含む全ネットワーク機器を統合管理する新プラットフォームを発表。
その中核となるDeep Network Modelは、同社のCCIE(※)資料や教育コンテンツを基に学習されたLLMで、自然言語での操作を可能にする「Cisco AI Assistant」を通じて問題検知・原因特定・修復の自動化を実現する。

※CCIE:Cisco Certified Internetwork Expert。シスコが認定する最上位のネットワーク技術資格。

AgenticOpsでAI時代のネット運用モデルを提案

Ciscoは今回の発表で、AIによるアプリケーション開発・運用モデル「AgenticOps」の概念を前面に打ち出した。
これは、AIエージェントが自律的に設計・運用・修正を行う次世代のDevOps手法と位置づけられる。
開発者が初期プロンプトを入力すると、言語モデルが継続的に再学習を行いながらアプリの更新やネットワーク対応を進めるという。

Ciscoが今秋一部顧客に試験提供予定の「AI Canvas」は、DevOpsやセキュリティ担当者がAIベースで共同作業できる新UIであり、従来のツール連携を刷新する可能性がある。

一方で、AgenticOpsはスタートアップでも導入が進んでおり、標準化や相互運用性の課題も考えられる。
だがCiscoは、自社のエージェントによって生成されたコードがリアルタイムのテレメトリーやドメイン知識を使用し、機械の速度で高度な判断を下せる点を強調する。

企業にとっては、運用の属人性を排除し、迅速かつ安全なネットワーク管理を実現する手段として注目される。
一方で、AIへの依存度が高まることで、誤作動時の影響やデバッグ困難性といった新たなリスクへの備えも不可欠になると考えられる。

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